目黒川は、世田谷区から目黒区を通り、品川区の東京湾まで、3区にまたがって流れる川。
数キロメートルにわたる桜並木は、春のお花見はもちろん、冬にもイルミネーションを点灯して冬の桜が咲き、1年の半分近く、お花見を楽しめる。
イルミネーションイベントは、大崎駅から五反田駅間の川沿いで例年「目黒川みんなのイルミネーション」を開催。
過去に中目黒駅付近の川沿いで「Nakameguro 青の洞窟」を開催したが、混雑し過ぎたことで中止。
現在、青の洞窟は代々木公園のイベントとなっている。
目黒川の過去の代表的なイルミネーションイベント
2019年11月8日(金)~2020年1月5日(日)まで「目黒川みんなのイルミネーション2019」を開催。
目黒川に冬の桜が咲く。
2019年3月20日(水)〜4月14日(日)まで、五反田ふれあい水辺広場で「さくらのライトアップ」を開催。
連日、代わる代わるキッチンカーが出店し、桜並木を桜のモチーフのピンクのライトアップで飾る。
2018年11⽉9⽇(⾦)~2019年1⽉6⽇(日)まで「目黒川みんなのイルミネーション2018」を開催。
大崎駅から五反田駅の間の目黒川沿いに、冬の桜が満開に花開く。
2018年11⽉9⽇(⾦)~2019年1⽉4⽇(金)まで「目黒川 イルミネーション シャンドンクルーズ」を開催。
目黒川をクルーズしながら、桜色のシャンドン ロゼを片手に、桜色のイルミネーションを優雅にながめられる。
2014年11月23日(日)~12月25日(木)まで「Nakameguro 青の洞窟」を開催。
目がくらむほど真っ青なイルミネーションを、中目黒駅付近の目黒川沿いに点灯した。
目黒川みんなのイルミネーション(終了)
目黒川みんなのイルミネーションは、大崎駅周辺の居木橋から、五反田駅周辺の大崎橋まで、約1.5キロメートルにわたり点灯する、桜の花のようにピンクのイルミネーション。
2018年で9回目をむかえ、本番のお花見前にプレお花見を楽しめる冬の風物詩として定着している。
まだ桜が咲く前の桜並木にピンクのイルミネーションを点灯し、水面に映るイルミネーションは散った桜のよう。
川沿いを散歩すれば、途中途中の橋もイルミネーションで装飾していて、いつもとちがう姿を楽しめる。
美しさもさることながら、周辺の家庭や飲食店の廃食油をバイオディーゼル燃料にリサイクルし、100%自家発電でイルミネーションを点灯。
取り組みが2012年にグッドデザイン賞を受賞した。
- 目黒川みんなのイルミネーションのイベント概要
- 開催期間:2018-11-9(⾦)~2019-1-6(日)
- 点灯時間:17:00-22:00
- 会場:品川区立五反田ふれあい水辺広場
- 観覧料金:無料
Nakameguro 青の洞窟(終了)
Nakameguro 青の洞窟は、中目黒駅周辺の目黒川沿いに往復約1キロメートルにわたり点灯した、その名のとおり青いイルミネーション。
桜並木に青いイルミネーションを点灯し、水分をもとめて川に向かって伸びる木がアーチを描き、洞窟のよう。
川の水面にまでイルミネーションが映り込み、360度見渡すかぎり青一色の世界。
あまりの大混雑に、安全のため点灯を中止する日が発生し、2015年以降は開催していない伝説的なイベント。
2016年〜2018年は代々木公園のイベントとして「青の洞窟 SHIBUYA」を開催。
代々木公園のケヤキ並木に青いイルミネーションを点灯し、通路に敷かれた透明なフィルムにイルミネーションが映り、川面にイルミネーションが映る目黒川のイルミネーションの世界観を引き継いでいる。
- Nakameguro 青の洞窟のイベント概要
- 開催期間:2014-11-23(日)~2014-12-25(木)
- 会場:目黒川沿道
- 観覧料金:無料
目黒川の周辺スポット
目黒川沿いは、中目黒駅周辺にお花見しながらランチできるおしゃれなカフェやレストランが建ち並び、毎年秋に目黒さんま祭りを開催するなど、川沿いを散歩するだけで楽しめる。
すこし足を伸ばすと、目黒インテリアストリートや恵比寿ガーデンプレイス、代官山エリアまで行けるなど、ショッピングにも事欠かない。
目黒雅叙園(ホテル雅叙園東京)
目黒川と目黒駅の間に目黒雅叙園ことホテル雅叙園東京がある。
目黒雅叙園のイベントは、館内の百段階段で開催。
お花見のすこし前、1〜3月頃に訪れると、桜の花のように美しいおひなさまを展示する、百段雛まつりを行う。