表参道・原宿

岡本太郎記念館の今後の展覧会・イベント予定

岡本太郎記念館の館内1Fに展示していた岡本太郎さんの立像と作品群

岡本太郎記念館は、昭和を中心に活動した芸術家・岡本太郎さんの作品を展示する美術館。

1996年にこの世を去るまで、岡本さんが実際に住まい、創作活動を行った住居兼アトリエが記念館として残る。

生前の様子が残る館内では、デッサンやモニュメントの原型をはじめとする作品群に加え、アトリエの画材を見学でき、岡本さんの息づかいをそこかしこに感じる。

建物の設計は、国立西洋美術館を設計したル・コルビュジエさんの弟子で、岡本さんと親交があった坂倉準三さんが担当。

イベントは、2Fの展示スペースで企画展や特別展示を代わる代わる開催。
作品を解説するギャラリートークを月に一度のペースで行う。

岡本太郎記念館の今後の展覧会・イベント予定

2019年10月30日(水)〜2020年2月24日(月)まで「日本の原影」を開催。
岡本太郎さん本人が撮影した写真を展示し、展示室内をジャズベーシスト 須川崇志さんによる楽曲が流れる。

岡本太郎記念館の過去の代表的な展覧会・イベント

2019年6月26日(水)〜10月27日(日)まで「5億年後の生命体 河口洋一郎:beyond AI」を開催。
河口洋一郎さんによるLED造形やFRP立体造形を展示した。

2019年2月27日(水)〜6月23日(日)まで「太陽の芸術 岡本太郎のパブリックアート」を開催。
日本各地に100点以上ある、岡本太郎さんのパブリック作品に焦点をあてる。

2018年10月17日(水)〜2019年2月24日(日)まで「瞬間瞬間に生きる 岡本太郎とジャズ」を開催。
今この瞬間を爆発しながら生きた岡本太郎さんと、即興音楽のジャズを照らしあわせ、音を展示する展覧会。
会期中の4日間、ジャズミュージシャンによるスペシャルライブを行い、アートとジャズのコラボを楽しめる。

2018年5月30日(水)〜10月14日(日)まで「太陽の塔への道」を開催。
岡本太郎さんが大阪万博への道のりを歩みはじめる1960年代の、黒いモチーフを中心とした呪術的な作品を展示した。

2017年10月13日(金)〜2018年2月18日(日)を第1期、2018年2月21日(水)〜5月27日(日)を第2期として「太陽の塔 1967―2018 岡本太郎が問いかけたもの」を開催した。

2017年7月1日(土)〜10月9日(月)まで、企画展「岡本太郎の東北」を開催。
岡本太郎さんが撮影したなまはげなど、モノクロ写真を展示した。

岡本太郎記念館の2Fで開催した特別展示「わたしの野花たち」に展示していた三宅感さんの作品特別展示「わたしの野花たち」に展示していた三宅感さんの作品

2017年7月1日(土)〜24日(月)まで開催予定だった特別展示「わたしの野花たち」が会期を延長。
2016年に岡本太郎現代芸術賞を受賞した、三宅感(みやけかん)さんの作品を展示した。

2017年3月12日(日)〜6月18日(日)まで「TARO賞」の通り名で知られる「岡本太郎現代芸術賞」の創設20年を記念した企画展「TARO賞20年/20人の鬼子たち」を開催した。

2016年11月3日(木)〜2017年3月5日(日)まで「舘鼻則孝 呪力の美学」を開催。
レディー・ガガさんの靴を手がけたことで知られるファッションデザイナー・舘鼻則孝さんの作品群を展示した。

2016年7月6日(水)〜10月30日(日)まで、企画展「岡本太郎の沖縄」を開催。
東北と同様、岡本さんの想像力の源になった沖縄の風景を、岡本さん自身が撮影した写真と当時の記録映像で振り返る。

太陽の塔 1967―2018 岡本太郎が問いかけたもの(終了)

岡本太郎記念館で開催した「太陽の塔 1967―2018 岡本太郎が問いかけたもの」に展示していた太陽の塔の断面模型「太陽の塔 1967―2018 岡本太郎が問いかけたもの」に展示していた太陽の塔の断面模型

1970年に開催の大阪万博テーマ館に展示した「太陽の塔」をテーマにした企画展。

太陽の塔は、てっぺんに黄金の顔、中心に太陽の顔、裏側に黒い太陽、3つの顔がある作品。

大阪万博閉幕後、テーマ館を撤去した後も万博記念公園に残され、内部再生工事を経て、2018年3月18日(日)に内部を再公開した。

岡本太郎記念館で開催した「太陽の塔 1967―2018 岡本太郎が問いかけたもの」に展示していたテーマ館のジオラマテーマ館のジオラマ

会場には、海洋堂の協力により、大阪万博のテーマ館をミニチュアのジオラマで再現。
写真や資料のように平面的ではなく、立体的な当時の様子を上空からながめられる。

岡本太郎記念館で開催した「太陽の塔 1967―2018 岡本太郎が問いかけたもの」に展示していたテーマ館の地下展示場を再現したジオラマテーマ館の地下展示場を再現したジオラマ

テーマ館全体のジオラマの周囲には、テーマ館の地下展示場や、太陽の塔内部の「生命の樹」など、各エリアをさらに詳しく紹介。
順番にひとつずつのぞきこむと、誰もいない大阪万博の会場にタイムスリップしたかのよう。

岡本太郎記念館で開催した「太陽の塔 1967―2018 岡本太郎が問いかけたもの」に展示していた太陽の塔のスケッチ岡本太郎さんによる太陽の塔のスケッチ

別室には、岡本太郎さんが描いた太陽の塔のスケッチを展示し、当時の映像を上映。
岡本太郎さんが大阪万博のプロジェクトに参加した1967年から、太陽の塔の内部が再生された2018年まで、約50年の足跡をたどれる。

万博記念公園で実物を見る前に足を運び、期待をふくらませたい。

「太陽の塔 1967―2018 岡本太郎が問いかけたもの」のイベント概要
開催期間:2017-10-13(金)~2018-5-27(日)
時間:10:00-18:00(最終入場は17:30まで)
休日:火曜日
会場:岡本太郎記念館

岡本太郎の東北(終了)

岡本太郎記念館の2Fで開催した岡本太郎の東北の会場内岡本太郎の東北の会場内

「岡本太郎の東北」は、岡本太郎さん本人が、秋田のなまはげや青森の恐山など、今に残る日本文化の源流を撮影した約60点の写真を展示した企画展。

1957年・1962年と複数回に渡る東北取材で得たインスピレーションが「太陽の塔」に結実したと言われ、なにげない構図のようで、力強さと躍動感をしっかりとらえた写真たち。

かつて、展覧会と同名の著書をルポタージュとして出版した。

岡本太郎の東北のイベント概要
開催期間:2017-7-1(土)~2017-10-9(月)
時間:10:00-18:00(最終入場は17:30まで)
休日:火曜日
会場:岡本太郎記念館

TARO賞20年/20人の鬼子たち(終了)

過去にTARO賞に入選した410組の中から、20人のアーティストの作品を合同展示した企画展。

ユニークでアクが強い作品を制作する異色作家が集まったことから、20人の鬼子と表現している。

会場内は、ジャンルも作風もさまざまだが、強烈な個性がぶつかりあい、ただならぬ熱気。

TARO賞20年/20人の鬼子たちのイベント概要
開催期間:2017-3-12(日)~2017-6-18(日)
時間:10:00-18:00(最終入場は17:30まで)
休日:火曜日
会場:岡本太郎記念館

渋谷・表参道の近くにある岡本太郎のパブリックアート3カ所

岡本太郎記念館の庭園に展示している作品群岡本太郎記念館の庭園に展示している作品群

岡本太郎記念館では、館内や庭園で、世に出なかった名も無き作品を鑑賞できるが、渋谷・表参道周辺には、パブリックアートとして岡本太郎さんの3作品を展示している。

岡本太郎記念館のアトリエにある作品や画材岡本太郎記念館のアトリエ

帰り道にいくつか立ち寄り、館内のアトリエで制作したかもしれないと思いを馳せながら、余韻にひたりたい。

渋谷駅にある「明日の神話」

渋谷駅のJR線と京王井の頭線の連絡通路に展示している岡本太郎さんの作品「明日の神話」渋谷駅のJR線と京王井の頭線の連絡通路に展示している「明日の神話」

JR線と京王井の頭線の渋谷駅を結ぶ連絡通路に、太陽の塔とならぶ岡本太郎さんの代表作「明日の神話」を設置している。
明日の神話は、日本の漁船・第五福竜丸が犠牲になった水爆実験をテーマにした横幅約30メートルの大作。

爆弾が炸裂するエネルギーと重ねあわせるように、災いを乗り越えて次世代に生命をつなごうとする人間の力強さ・たくましさを表現している。
生と死が表裏をなす、まがまがしくも愛しい主題を扱う作品。

中心の骸骨や無数の人など「明日の神話」の部分拡大中心の骸骨や無数の人など「明日の神話」の部分拡大

中心に描かれた骸骨が立体的に表現していたり、灼熱の炎にまかれる無数の人間を描いていたり、あらためて内容を確かめると、その筆致の力強さに圧倒される。

右下には大量の死の灰を浴びながらも漁を続ける第五福竜丸の悲劇を、左下には再生し新たな未来を生きる人々を描くというシンプルな構図により、メッセージがダイレクトに伝わってくる。

明日の神話は、2008年から現在の場所に展示。
今では見慣れた風景となってしまったせいか、作品の前で足を止める人はほとんどいないが、唯一の核被爆国であり、原発事故が現在も続く日本の人々にとって、きわめて重要な作品であることは間違いない。

こどもの城跡地にある「こどもの樹」

青山通り沿いに展示している岡本太郎さんの作品「こどもの樹」青山通り沿いに展示している「こどもの樹」

「こどもの樹」は、かつて青山通り沿いにあった施設「こどもの城」の正面に、シンボルとして設置したモニュメント。

八方にカラフルでユニークな15の顔が、自由に飛び出している。
多くの芸術家がそうであるように、すべての子供たちが個性を発揮し、あるがままに育ってほしいという岡本さんの願いが込められているかのよう。

1985年に開館したこどもの城は、2015年に閉館したが、こどもの樹は引き続きそのままの場所にそびえたち、自由に鑑賞できる。

NHKスタジオパークにある「天に舞う」

NHKスタジオパークのエントランスホールに展示している岡本太郎さんの作品「天に舞う」岡本太郎さんの作品「天に舞う」

「天に舞う」は、NHKスタジオパークのエントランスホールの壁に展示しているレリーフ壁画。

亡くなったNHKの職員を慰霊する目的で制作し、天界に舞う躍動感に満ちた人の姿を、鮮やかな色彩で表現している。
隆々とした曲線が美しい岡本さんらしい作品。

天に舞うを鑑賞するためだけに訪れても、NHKスタジオパークの入場料金(一般200円)は決して高くなく、わざわざ出かける価値がある。

岡本太郎記念館の行き方・アクセス

岡本太郎記念館の外観岡本太郎記念館の外観

岡本太郎記念館があるのは、青山の骨董通りから一本入った裏路地。

電車で来る場合、東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線の表参道駅から徒歩約8分でたどり着ける。

渋谷駅と新橋駅を結ぶ都営バス(渋88系統)なら「南青山六丁目」のバス停で下車して徒歩約2分と、ラクに来られる。

岡本太郎記念館の基本情報
住所:東京都港区南青山6-1-19
電話番号:03-3406-0801
開館時間:10:00-18:00(最終入館は17:30まで)
公式ウェブサイト:岡本太郎記念館 公式サイト
最寄り駅からのアクセス:東京メトロ「表参道駅」から徒歩約8分
入場料金(公式サイトで100円割引券を印刷可能):中学生以上 620円/小学生 310円

岡本太郎記念館の周辺スポット

岡本太郎記念館は、インテリアショップがたちならぶ骨董通りや、根津美術館の近くにある。

歩いて8分ほどで表参道駅に行けて、表参道エリアの観光スポットをはしごしやすい。

根津美術館

根津美術館の入口前通路根津美術館の入口前通路

徒歩約3分のところに、根津美術館がある。

根津美術館の庭園には、根津美術館八景があるので、企画展を鑑賞した後、じっくり散策したい。

青山スパイラル

青山通りの向かいから見た青山スパイラル青山スパイラルの建物

骨董通りを青山通り(国道246号)に向かって約7分歩くと、青山通り沿いの右手にスパイラルがある。

青山スパイラルは、1Fにイベントスペースのスパイラルガーデンがあり、らせんのスロープがある吹き抜けの円形空間を活かして、壮大な作品を展示する。

表参道ヒルズ

歩道橋の上から見た表参道ヒルズの外観表参道ヒルズの外観

表参道を表参道駅に向かって約13分歩くと、右に表参道ヒルズがある。

表参道ヒルズのイベントは、本館B3Fのスペース オーや吹き抜けの大階段で行い、同潤館の表参道ロケットで展覧会を開催する。

ジャイル

表参道の向かいから見たジャイルジャイルの建物

表参道ヒルズの表参道をはさんで反対側にジャイルがある。

ジャイルは、フロアごとにねじれたデザインのファッションビル。
館内にトレーディングミュージアム・コムデギャルソンやMoMAデザインストアなど、デザイン感度の高いショップがならぶ。

東急プラザ表参道原宿

明治通りと表参道が交差する交差点から見た東急プラザ表参道原宿の建物東急プラザ表参道原宿の建物

明治通りをはさんで向かいに、東急プラザ表参道原宿がある。

東急プラザ表参道原宿のイベントは、屋上のおもはらの森を中心に開催し、冬はイルミネーション、夏はビアガーデン、春はお花見など、四季折々のイベントを行う。

ラフォーレ原宿

ラフォーレ原宿の建物ラフォーレ原宿の建物

東急プラザ表参道原宿の明治通りをはさんで向かい側に、ラフォーレ原宿がある。

ラフォーレ原宿のセールは、夏と冬にグランバザールを5日間開催し、イベントは6Fのラフォーレミュージアムで行う。

明治神宮

明治神宮・御社殿の外観明治神宮の御社殿

表参道をJR原宿駅のあたりまで歩くと、明治神宮の原宿口付近に着く。
岡本太郎記念館から徒歩21分ぐらい。

明治神宮のイベントは、文化館の宝物展示室で展覧会を開き、季節にあわせて行事や祭典を行う。