NHKスタジオパークは、NHKの見学コースとして、渋谷のNHK放送センター内にオープンし、2019年10月4日に54年目をむかえたNHKのテーマパーク。
2011年に全面リニューアルし、古くささはまるで感じないが、2020年10月に閉館した。
館内では、公開番組の生放送を観覧したり、歴代の朝の連続テレビ小説や大河ドラマのポスター・衣装・小道具を見学したり、体験型アトラクションで遊べる。
イベントは、スタジオギャラリーやイベントホールで開催。
テレビ番組「いないいないばあっ!」のワンワンをはじめ、NHKキャラクターとのグリーティングイベントを毎日行う。
目次
NHKスタジオパークのイベント
毎週水曜日は無料公開デー。
通常、一般200円の入場料金が無料になる。
毎週水曜日の10:30・12:30・15:00の3回、エントランスで「ワンワンとピカピカブ~!@スタジオパーク」を開催。
「いないいないばあっ!」のワンワンと一緒に遊べる、グリーティングイベント。
不定期にエントランスホールで「チコちゃんに会えるよ!」を開催。
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」が流行語大賞に選ばれたチコちゃんが、グリーティングイベントに登場する。
3月のイベント
3月下旬頃、イベントホールで「春のスタパまつり」を開催。
ガラピコぷ~のキャラクターが遊びに来る「スタパDEガラピコぷ~ミニ」や「みいつけた!オフロスキーとサボさんでショー」など、NHK番組のキャラクターショーを代わる代わる行う。
4月のイベント
4月上旬頃、エントランスホールで「どーもくんフラワーカーペット」を開催。
花びらとカラーサンドで描く、どーもくん・うさじい・たーちゃんを展示する。
6月のイベント
6月上旬頃、エントランスホールで「スタパエコ」を開催。
代々木公園のイベントとして同時開催するエコライフ・フェアと連動し、エコマジックやエコパフォーマンスショーを行う。
8月のイベント
7月中旬から8月中旬まで、イベントホールで「夏のスタパまつり」を開催。
NHKキャラクターによるステージイベントを代わる代わる上演する。
10月のイベント
10月下旬頃、エントランスホールで「スタパDEハロウィーン」を開催。
NHKキャラクターの紙切りやバルーンアートのショーを行う、一足早いハロウィーンパーティー。
12月のイベント
12月22日はどーもくんの誕生日。
たーちゃんやうさじいと一緒にスペシャルグリーティングイベントでお祝いする。
12月23日から25日まで、エントランスホールで「クリスマスステージ」を開催する。
NHKスタジオパークの過去の代表的なイベント
2019年11月20日(水)~12月20日(金)まで、スタジオギャラリーで「ダーウィンが来た! マヌ~ルのゆうべ展」を開催。
動物番組「ダーウィンが来た!」に登場したおもしろい生き物たちを、番組内のアニメ「マヌ~ルのゆうべ」で紹介した。
2019年9月30日(月)~11月18日(月)まで、スタジオギャラリーで連続テレビ小説「スカーレット」展を開催。
戸田恵梨香さんが主演する、朝の連続テレビ小説「スカーレット」の小道具や衣装を展示した。
2019年8月21日(水)~9月28日(土)まで、スタジオギャラリーで「スタパDEミュージック」を開催。
NHKの音楽番組とコラボし、おもしろ楽器で遊べる。
2019年7月10日(水)~8月19日(月)まで、スタジオギャラリーで「スタパDEカガクしちゃおう!」を開催。
NHKの科学番組とコラボし、身の回りのことから宇宙のことまで、科学を感じられるイベント。
2019年5月17日(金)~7月8日(月)まで、スタジオギャラリーで「スタパDEガーデニング」を開催。
Eテレの趣味の園芸に登場した花々を展示し、園芸王子こと三上真史さんの等身大パネルを設置した。
2019年4月1日(月)~5月15日(水)までスタジオギャラリーで、連続テレビ小説「なつぞら」展を開催。
広瀬すずさん主演の連続テレビ小説「なつぞら」の撮影でつかった、小道具や衣装を展示した。
2019年4月27日(土)~5月6日(月)まで、スタジオラウンジで「ドラマ10 トクサツガガガ展」を開催。
NHK ドラマ10 トクサツガガガの再放送にあわせて、特撮ヒーローのヒーロースーツや、ドラマのワンシーンのパネル、精巧につくられたフィギュアなど小道具を展示した。
2019年1月2日(水)~3月29日(金)まで、スタジオギャラリーで「いだてん展」を開催。
2019年1月6日(日)放送開始の大河ドラマ「いだてん」の衣装や小道具を展示し、ドラマの舞台を再現したセットの前に出演者の等身大パネルがならぶ。
2019年2月8日(金)~3月19日(火)まで、イベントホールで「放送25周年 アニメ 忍たま乱太郎展」を開催。
会場入口には登場キャラクターの立像がずらりとならび、忍たま乱太郎の長い歴史を設定画や台本で振り返ったり、折り紙で手裏剣をつくって遊べる。
2018年12月16日(日)~2019年2月6日(水)まで、イベントホールで「どーも ありがとう」を開催。
どーもくんの20年の歩みをパネルや映像で振り返り、うさじいの穴蔵に飛び込んで、どーもくんの世界を楽しめる。
2018年10月27日(土)~12月9日(日)の土曜・日曜・祝日に、イベントホールで「ファミリー公開 NHK放送体験クラブ」を開催。
家族や友だちとニュースキャスター・カメラマン・ディレクターなど役割を分けて、テレビ番組制作を体験できる。
2018年10月1日(月)~12月6日(木)まで、スタジオギャラリーで連続テレビ小説「まんぷく」展を開催。
10月1日(月)放送開始の、安藤サクラさん主演の連続テレビ小説「まんぷく」の小道具や衣装を展示し、ドラマの舞台に入り込んだかのよう。
2018年8月17日(金)~10月18日(木)まで、イベントホールで「スタパDEアート」を開催。
芸術の秋にちなんでNHKの美術番組を紹介し、アートで遊べる体験展示。
2018年7月5日(木)~9月9日(日)まで、スタジオギャラリーで「あつまれ昆虫大特集」を開催。
森を再現した会場で、ゴーグルをかけて昆虫の視点で草むらや水たまりを見学したり、巨大なカブトムシと綱引きで力比べするなど、自分が昆虫になったかのように楽しめる体験展示。
2018年4月20日(金)~7月12日(木)まで、イベントホールで「大河ドラマ 西郷どんの世界展」を開催した。
2018年4月2日(月)~6月10日(日)までスタジオギャラリーで、連続テレビ小説「半分、青い。」展を開催した。
2017年12月17日(日)~2018年1月14日(日)まで、イベントホールで「NHKキャラフェスタ」を開催。
おかあさんといっしょの歴代キャラクターを展示し、NHKキャラクターのデジタルゲーム・ぬり絵・ペーパークラフトで遊べる。
2017年10月1日(日)~12月27日(水)までスタジオギャラリーで、連続テレビ小説「わろてんか」展を開催した。
2017年8月9日(水)〜10月31日(火)まで、イベントホールで「体感!バーチャル映像~番組の舞台裏へようこそ~」を開催。
エジプト 大ピラミッド・ひよっこ・精霊の守り人、NHKの3番組に入り込んだかのようなVR体験ができる。
2017年7月15日(土)~9月29日(金)まで、スタジオギャラリーで「なめこ せかいのともだち」展を行った。
2017年4月13日(木)~7月13日(木)までイベントホールで、大河ドラマ「おんな城主 直虎」の世界展を開催。
「大河ドラマ おんな城主 直虎 メイキング写真館」の写真パネルを再展示した。
2017年4月2日(日)~6月29日(木)までスタジオギャラリーで、連続テレビ小説「ひよっこ」展を開催した。
2016年10月4日(木)〜12月27日(火)までスタジオギャラリーで、連続テレビ小説「べっぴんさん」展を開催した。
2016年7月26日(火)~10月2日(日)まで、スタジオギャラリーで「岩合光昭の世界ネコ歩き」番組展を行った。
大河ドラマ 西郷どんの世界展(終了)
西郷どんの世界展は、NHK大河ドラマ「西郷どん」の展覧会。
西郷どんは、幕末の薩摩藩士 西郷隆盛をテーマにした2018年1月7日(日)放送開始のドラマ。
サイゴウドンではなく、セゴドンと読む。
会場には、撮影で実際につかった衣装や小道具を展示し、主演の鈴木亮平さんをはじめ、黒木華さん・瑛太さん・北川景子さんら、主要登場人物の等身大パネルを設置。
作中に登場する西郷家と大久保家の間に立つ木を再現し、一緒に記念撮影できる。
薩摩ことばのクイズコーナーは、いくつ分かるかチャレンジしたい。
鈴木亮平さんは、2018年3月29日(木)の誕生日に、西郷隆盛像を見学するため上野公園を訪れ、2人の西郷どんが初対面を果たした。
- 大河ドラマ 西郷どんの世界展のイベント概要
- 開催期間:2018-4-20(金)~2018-7-12(木)
- 時間:10:00-18:00
- 会場:NHKスタジオパーク イベントホール
連続テレビ小説「半分、青い。」展(終了)
「半分、青い。」展は、2018年4月2日(月)に放送開始の連続テレビ小説「半分、青い。」の展覧会。
半分、青い。というタイトルは、永野芽郁(ながのめい)さん演じる「にれのすずめ」が、小学生のときに左耳が聴こえなくなり、雨上がりの空が半分青いと感じたことに由来。
会場にはドラマのセットを再現し、すずめの幼なじみとして出演する佐藤健さんらの等身大パネルや、撮影につかった衣装・小道具を展示。
ドラマに登場する広告看板のコーナーは、レトロ感にあふれる。
- 連続テレビ小説「半分、青い。」展のイベント概要
- 開催期間:2018-4-2(月)~2018-6-10(日)
- 時間:10:00-18:00
- 会場:NHKスタジオパーク スタジオギャラリー
連続テレビ小説「わろてんか」展(終了)
わろてんか展は、葵わかなさん主演の朝の連続テレビ小説「わろてんか」の展覧会。
展覧会開始の翌日、2017年10月2日(月)から放送スタートした。
わろてんかは、関西弁で「笑ってください」を意味する言葉。
葵わかなさん演じるゲラ(笑い上戸)の主人公「藤岡てん」が、笑いを商売にできないかチャレンジしていくストーリーで、吉本興業の創業者・吉本せいさんが、てんのモデル。
会場には、てんの実家の老舗薬種問屋「藤岡屋」のセットを再現し、葵わかなさんをはじめ、松坂桃李さん・濱田岳さん・高橋一生さんが演じる主要登場人物の等身大パネルや、撮影現場の写真、衣装・小道具を展示。
わろてんか展を見学してからドラマ観賞にのぞむと、より一層わろてんかの世界にひきこまれそう。
- 連続テレビ小説「わろてんか」展のイベント概要
- 開催期間:2017-10-1(日)~2017-12-27(水)
- 時間:10:00-18:00
- 会場:NHKスタジオパーク スタジオギャラリー
「なめこ せかいのともだち」展(終了)
なめこ せかいのともだち展は、NHK Eテレのニャンちゅうワールド放送局内のコーナーとして放送しているアニメ「なめこ せかいのともだち」の展覧会。
かつて、ゴールデンウィークイベント「渋谷DEどーも」の催しとして行い、再びの開催。
会場には、世界各国のなめこを紹介している巨大なボードや、アニメの絵コンテを展示したり、絵合わせパズルなど、さわって遊べる体験展示がいくつも設置。
体験展示は、動かせたり音が鳴ったりして、赤ちゃんまで楽しそうに遊んでいるのを見ると、ほのぼのする。
- 「なめこ せかいのともだち」展のイベント概要
- 開催期間:2017-7-15(土)~2017-9-29(金)
- 時間:10:00-18:00
- 会場:NHKスタジオパーク スタジオギャラリー
大河ドラマ「おんな城主 直虎」の世界展(終了)
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の展覧会。
おんな城主 直虎は、戦国時代から安土桃山時代が舞台のドラマで、井伊直政を育てた井伊家の女領主 井伊直虎が主人公。
柴咲コウさんが主演して、井伊直虎を演じた。
会場には、小林薫さんが演じる南渓和尚の部屋の縁側や井戸のセットなど、大掛かりなセットを再現し、おんな城主 直虎の世界に入り込んだかのよう。
縁側の座布団の上には、気持ちよさそうに眠るネコの模型が置かれ、ほっと落ち着く風景。
会場の中心に、直虎に扮するどーもくんのぬり絵で遊べるコーナーを設置。小さな子供も一緒に楽しめる。
また、2017年1月2日(月)~3月31日(金)までスタジオギャラリーで開催した大河ドラマ「おんな城主 直虎」メイキング写真館の写真パネルを再展示。
写真家・テラウチマサトさんが撮影した数十点の写真を再び鑑賞できる。
- 大河ドラマ「おんな城主 直虎」の世界展のイベント概要
- 開催期間:2017-4-13(木)~2017-7-13(木)
- 時間:10:00-18:00
- 会場:NHKスタジオパーク イベントホール
連続テレビ小説「ひよっこ」展(終了)
ひよっこ展は、2017年4月3日(月)に放送スタートした朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の展覧会。
ひよっこは、東京オリンピックが目前にせまる1964年からストーリーがはじまり、茨城県の山の中にある村で育った谷田部みね子が、集団就職で東京に上京して、成長していくお話し。
ヒロインの谷田部みね子を、有村架純さんが演じた。
会場には、ドラマに登場する洋食屋「すずふり亭」のセットを再現したり、衣装・小道具を展示したり、主要登場人物の等身大パネルを設置。
すずふり亭のセットは、店先のガラスショーケース内にある食品サンプルまで精密に再現し、ホンモノのレトロな洋食屋さながら。
また、みね子が暮らす乙女寮の規則と、乙女寮の一日のタイムスケジュールが貼り出され、みね子の生活を垣間見られる。
- 連続テレビ小説「ひよっこ」展のイベント概要
- 開催期間:2017-4-2(日)~2017-6-29(木)
- 時間:10:00-18:00
- 会場:NHKスタジオパーク スタジオギャラリー
連続テレビ小説「べっぴんさん」展(終了)
べっぴんさん展は、2016年10月3日(月)から放送開始の朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」の展覧会。
べっぴんさんは、戦後の神戸が舞台のドラマ。
芳根京子さんが演じたヒロインは、ベビー・キッズ服メーカーのファミリアの創業者 坂野惇子さんがモデル。
会場には、ドラマの舞台の港町商店街とあさや靴店のセットや、芳根京子さんや高良健吾さんをはじめとする出演者の等身大パネル、衣装・小道具を展示し、メイキング映像を視聴できるコーナーを設置。
イベント終了後、NHKスタジオパーク館内のドラマライブラリーコーナーに一部の展示が移動。
べっぴんさん展を見逃した場合、見学コースで鑑賞できる。
- 連続テレビ小説「べっぴんさん」展のイベント概要
- 開催期間:2016-10-4(木)〜2016-12-27(火)
- 時間:10:00-18:00
- 会場:NHKスタジオパーク スタジオギャラリー
「岩合光昭の世界ネコ歩き」番組展(終了)
NHKBSプレミアムで放送している番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」の展覧会。
世界各地のさまざまな種類、いろんな表情のネコの写真を展示し、芸術的でもあり、かわいさにいやされもする。
岩合光昭さんといえば、ネコの写真をはじめ、さまざまな動物たちの写真を撮影する動物写真家。
そんな岩合光昭さんが、ネコを上手に撮るテクニックを紹介するコーナーを設置した。
展示室からアーチをくぐると、3メートルぐらいある巨大なネコの模型がお見送りしてくれる。
岩合光昭さんの写真展は、2017年12月23日(土)~29日(金)まで西武池袋のイベントとして、岩合光昭写真展「ねこといぬ」、2018年5月2日(水)~14日(月)まで日本橋三越の催事として「写真展 岩合光昭の世界ネコ歩き2」を開催したなど、百貨店を中心にしばしば開催。
ネコにいやされたくなったら、タイミングをあわせて訪れたい。
- 「岩合光昭の世界ネコ歩き」番組展のイベント概要
- 開催期間:2016-7-26(火)~2016-10-2(日)
- 時間:10:00-18:00
- 会場:NHKスタジオパーク スタジオギャラリー
NHKスタジオパークの見学コースの見どころ
NHKスタジオパークは、AからCまで3フロアに、常設展示・体験型アトラクション・イベントスペースなど、17のコーナーがある。
子供向けのコーナーから、大人も楽しめるコーナーまでそろっているので、順路に沿ってひととおり見学したい。
順路案内どおりに進むと、Aフロア・Bフロア・Aフロア・Cフロアというルート。
順路の途中にあるどーもくんスクエアと、順路の最後にあるスタジオカフェで休憩できるので、元気いっぱいの子供たちについていけない場合、休み休み進むのがいい。
0歳・1歳の赤ちゃんと一緒の場合、2017年7月13日(木)にオープンしたNHKキャラクターと遊んで学べる施設東武池袋7Fのにこはぴきっずもおすすめ。
いないいないばあっ!・おかあさんといっしょ・みいつけた!、3番組をテーマにした広場で遊んだり、広いボールプールで泳げる。
ウェルカムグリーティング
ウェルカムグリーティングは、どーもくんをはじめ、NHKのキャラクターに実際に会えるイベント。
別のキャラクターショーやイベントを実施していなければ、基本的に毎日開催している。
エントランスホールに今日のグリーティングスケジュール表を掲示していて、会えるキャラクターと登場時間を確認できるので、順路を進む前に確認しておきたい。
エントランスホールには、岡本太郎さんによる巨大なレリーフ壁画「天に舞う」を展示。
この作品を見るためだけに、NHKスタジオパークを訪れる人もいるので、忘れずに鑑賞したい。
8Kスーパーハイビジョン
8Kスーパーハイビジョンは、ハイビジョンの16倍、4Kの4倍の超高精細な映像。
NHKスタジオパークのエントランスホールに、36枚のディスプレイを組み合わせた520インチの超巨大ディスプレイを設置し、8Kスーパーハイビジョンの映像番組を上映している。
上映している番組は、5番組。
NHKホールで鑑賞しているかのような「第68回NHK紅白歌合戦」、奈良 室生寺(むろうじ)の国宝の仏像を見学できる「わが家に8Kテレビがやってきた 奇跡の山寺 室生寺編」、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナ・リザを間近で鑑賞できる「ルーブル 時を超える美」、バラエティ番組「8Kであそぼう!どーもくんをさがせ!」、ディーン・フジオカさんが出演するミュージックビデオ「DoReMi」。
超巨大ディスプレイの前に立ち、22.2マルチチャンネルの立体音響に耳をかたむけると、そのまま映像に吸い込まれてしまいそうに錯覚するほど、実際にその場所にいるかのような臨場感。
8Kスーパーハイビジョンは、写真撮影禁止なので注意したい。
メディアウォール
メディアウォールは、縦長の液晶ディスプレイが10枚ぐらい横一列に並び、それぞれのディスプレイ画面にカラフルな四角が表示されているコーナー。
ディスプレイ画面のカラフルな四角をタッチすると、歴代のNHK番組が表示され、なつかしの番組を自分で選んで映像を再生できる。
にこにこぷんを選ぶと、あの頃のままのじゃじゃまる・ぴっころ・ぽろりの動く姿を見られるなど、リアルタイムに見ていた世代にはたまらなくなつかしい。
8Kリビングシアター
8Kリビングシアターは、8Kがある生活を再現したミニシアター。
8K放送をリビングでくつろいでいるかのように鑑賞できる。
8Kリビングシアターがあるスペースは、かつて、きかんしゃトーマスや岩合光昭の世界ネコ歩きminiなどNHKのミニ番組を上映するシアター「CR-350スタジオ」だったが、2018年2月25日(日)で番組上映が終了し、8Kリビングシアターになった。
NHKクエスト
NHKクエストは、NHKの番組にちなんだクイズにタッチパネルで答えるブースを、6台設置しているコーナー。
アニメ・ドラマ・音楽など、ブースごとに出題されるクイズのジャンルがちがう。
どれぐらい答えられるか、うでだめししていきたい。
NHKクエストの奥には、8Kタイムマシンという巨大モニターを展示。
自分が生まれた西暦と、戻りたい歳をタッチすると、その時代に流行した音楽や映像が再生され、ちょっとした時間旅行を体験できる。
NHKワールド
NHKワールドは、18の言語で国際放送している海外向けのニュースや番組。
収録を行っていたら、NHKワールド・ラジオ日本のスタジオを窓越しに見学できる。
はてなルーム
はてなルームは、情報番組「ためしてガッテン」と教育番組「すイエんサー」をテーマにしたコーナー。
体験型ミニアトラクションや、番組映像が流れるモニターがある。
大人の背丈より高そうな梅沢富美男さんの顔の模型は、間近で正面から向かい合うと迫力満点。
ちなみに「ためしてガッテン」は、2016年から「ガッテン!」に番組タイトルが変わった。
アニメファクトリー
アニメファクトリーは、過去のNHKアニメのポスターを壁一面に貼っている「NHKポスターアーカイブ」や、アフレコ体験ができる「アフレコスタジオ」があるアニメのコーナー。
アニメのポスターは、古い作品から最近の作品まで数十枚貼られ、幅広い世代がなつかしく楽しめる。
ポスターに加え、アニメキャラクターの等身大パネルをいくつも展示し、お気に入りのキャラと一緒に記念撮影できる。
アフレコスタジオ
アフレコスタジオは、声優になりきってアフレコを体験できるコーナー。
コーナーの入口で整理券を発券して順番まで待つと、3つあるブースの1つに案内され、おじゃる丸・忍たま乱太郎・きかんしゃトーマス・カードキャプターさくら・わしも、5つのNHKアニメ番組から1つ選んで体験できる。
番組を選んだ後、アフレコしたいシーンを選ぶと、お手本としてそのシーンの実際のアニメ映像を視聴できる。
お手本を参考に、登場人物になりきってセリフを言うと、自分の声でつくったアニメを観られて、採点までしてくれる。
複数の登場人物が出てくるシーンを選べば、2人で別々の役を体験可能。
親子やカップルで競いながらチャレンジしたい。
スタジオパークニュース
スタジオパークニュースは、ニュースキャスターやお天気キャスターになりきって、ニュース番組の制作体験ができるコーナー。
天気をレポートしている姿は、風景と合成した映像がテレビモニターに表示され、ホンモノのニュースさながら。
休日は混雑して順番待ちになることがあるが、静かにしていれば、体験しなくても見学だけできる。
子供たちが台本にならって一生懸命ニュースを読む姿は、ほほえましい。
クリエイティブラボ
クリエイティブラボは、映像・音楽・キャラクターの素材を組み合わせて、オリジナル番組をつくれるコーナー。
コーナー付近にある予約カウンターで申し込むと、番組づくりのワークショップに参加できる。
ちょっと難しそうに感じるかもしれないが、子供でも体験できるプログラムなので、気軽に参加したい。
どーもくんスクエア
どーもくんスクエアは、巨大などーもくんのぬいぐるみや、風神と雷神に扮したどーもくんのパネルを展示し、どーもくんの映像を上映しているなど、どーもくんだらけの休憩スペース。
飲み物やお菓子の自動販売機を設置しているが、持ち込みしたものを飲食するのは禁止されているので注意したい。
ドラマライブラリー
ドラマライブラリーは、歴代の大河ドラマや、朝の連続テレビ小説のポスターや小道具を見学でき、NHKドラマの歴史をたどれるコーナー。
作品によっては、ドラマのセットを再現して、主要登場人物の等身大パネルがずらりとならび、出演者の一人のように記念撮影できる。
通路の左右に展示があって、きょろきょろと忙しいが、見逃した作品がないようにゆっくり鑑賞したい。
NHK大河ドラマの特別展は、2016年に特別展 真田丸、2017年に特別展 戦国!井伊直虎から直政へを行うなど、江戸東京博物館の展覧会としてしばしば開催される。
こどもライブラリー
こどもライブラリーは、木をモチーフにした台にはめ込まれた液晶ディスプレイで、昔なつかしの子供番組を視聴できるコーナー。
過去は1960年代の子供番組から上映していて「できるかな」のノッポさんの当時の姿を見られるなど、大人のほうがなつかしくて夢中になってしまいそう。
こどもライブラリー内にはCT-103スタジオがあり、タイミングがあえば、おかあさんといっしょのスタジオ収録を見学できる。
CT-450スタジオ
CT-450スタジオは、月曜~金曜の16:00〜16:50はテレビ番組「4時も!シブ5時」、土曜の13:50〜14:50はテレビ番組「土曜スタジオパーク」、日曜の13:05〜15:30はラジオ番組「日曜バラエティー」の公開生放送をガラス越しに見学できるスタジオ。
事前に当日のゲストを確認しておくと、スタジオ見学への期待が、より一層ふくらむ。
4時も!シブ5時は、火曜~金曜の10:00〜12:00までホンモノのスタジオ内を見学でき、日曜バラエティーは、当日の12:00までにNHKスタジオパークの入口付近に集合すると、公開生放送を観覧できる。
撮影禁止をはじめ、見学における禁止事項がいくつかあるので、マナーを守って観覧したい。
かつて月曜~金曜の13:05〜14:54にテレビ番組「スタジオパークからこんにちは」が放送していたが、2017年3月17日(金)に番組が終了した。
ネイチャーカメラマン
ネイチャーカメラマンは、自然カメラマンになりきって、戦車カメラを操作して危険動物を撮影したり、特殊カメラで昆虫や鳥を撮影したり、夜行性の動物を穴からのぞいたり、カメラマンの撮影装備がいっぱいのテントを見学できるコーナー。
緑が深い森の中を再現している。
コーナーの入口に、カメラに向かって自分の顔を撮影すると、自分の顔がどんな動物に似ているか、テレビ番組「ダーウィンが来た!」のヒゲじいが判定してくれるマシーンがある。
コーナーの奥にある豪雨暴風体験マシーン「HERASEON-ヘラセオン-」では、台風をバーチャル体験できる。
豪雨暴風体験マシーン「HERASEON-ヘラセオン-」
豪雨暴風体験マシーン「HERASEON-ヘラセオン-」は、モニターの前に立つと、自分が映っている映像に豪雨や暴風を合成して表示する日本気象協会が制作したマシーン。
台風のときに飛ばされてしまいそうなリポーターを見ることがあるが、自分がリポーターの役で画面に登場しているみたい。
映像だけでなく、雨・風・雷の効果音が鳴ったり、モニターに風速や雨量が表示され、リアリティがある。
キッズワールド
キッズワールドは、おかあさんといっしょの映像を上映していたり、パッコロリンのコロコロウォールで遊べるキッズスペース。
青い空に雲が描かれた高い吹き抜けの空間にあり、屋外にいるかのような開放感。
おかあさんといっしょの映像は、合成映像で自分が映像の中に入れて、子供は大はしゃぎ。
スタジオショップ
スタジオショップは、どーもくんをはじめ、いないいないばあっ!のワンワンやうーたん、きかんしゃトーマスなど、さまざまなNHKキャラクターのグッズと、シブい大河ドラマグッズを販売するショップ。
どーもくんは、バットマンや直虎など、いろんなコラボグッズがあってユーモラス。
最新の番組だけでなく、にこにこぷんなど過去の番組グッズまで販売し、NHKの博物館を鑑賞しているかのようにお土産を選べる。
- スタジオショップの店舗情報
- 営業時間:10:00-18:30
- 電話番号:03-3460-3374
スタジオカフェ
スタジオカフェは、NHKスタジオパーク内にある唯一の飲食店。
2019年3月31日(日)で閉鎖を予定している。
店内にレストランエリアとフードコートエリアがあり、レストランのメニューは、ラーメン・カレー・うどんなど定番メニューに加え、NHKの番組にちなんだメニューを提供。
NHKスタジオパーク見学の余韻にひたりながら食事できる。
フードコートのメニューは、ソフトクリームや原宿ドックなどのスイーツ、たこ焼きやフライドポテトなどの軽食、ソフトドリンク。
順路の最後にあるので、帰る前のひと休みに利用したい。
- スタジオカフェの店舗情報
- 営業時間:11:30-18:30(ラストオーダーは18:00)
- 電話番号:03-3485-1118
NHKスタジオパークの行き方・アクセス(新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため営業時間を変更している場合があります)
NHKスタジオパークは、最寄り駅の渋谷駅と原宿駅、どちらからも歩いて10分以上かかるので、渋谷マークシティ前から出ている直行バスに乗ってくるとラクにたどり着ける。
バスは15分間隔ぐらいで運行し、出発から5〜10分ぐらいで到着する。
よくあるシャトルバスとちがって、運賃は有料(大人210円・子供110円)なので注意したい。
- NHKスタジオパークの基本情報
- 住所:東京都渋谷区神南2-2-1
- 電話番号:03-3485-8034
- 営業時間:10:00-18:00(最終入館は17:30まで)
- 休館日:毎月第4月曜日
- 公式ウェブサイト:NHKスタジオパーク 公式サイト
- 見学料金:大人 200円/高校生以下・18歳未満・65歳以上 無料
- 最寄り駅からのアクセス:渋谷駅から徒歩約12分/原宿駅から徒歩約12分
NHKスタジオパークの周辺スポット
NHKスタジオパークは、渋谷駅と原宿駅の中間ぐらいにあるので、渋谷のスポットや、表参道のスポットをはしごしやすい。
また、東京都港区に民放キー局5つの本社が集まっていて、お台場フジテレビ、赤坂サカスにTBS、汐留シオサイトに日テレ、六本木ヒルズにテレ朝、六本木グランドタワーにテレ東の施設がある。
見学コースや公式ショップを見比べてみるのもおもしろい。
代々木公園
NHKスタジオパークと、イベント広場や野外ステージがある代々木公園のB地区が隣接。
代々木公園のイベント広場では、世界各国のフェスを次々に開催する。
Bunkamura
8分ぐらい歩くと、Bunkamuraに行ける。
Bunkamuraは、その名のとおり、映画館や美術館、コンサートホールに劇場、ギャラリーなど、文化施設が5つ集まる。
東急本店と直結しているので、買い物に便利。
西武渋谷
井の頭通りの坂をくだると、徒歩8分ほどで西武渋谷が見えてくる。
西武渋谷のイベントは、A館7Fの催事場やB館8Fのオルタナティブスペースで、アート展や催事を代わる代わる開催する。
渋谷ヒカリエ
12分ぐらい歩いて渋谷駅に行くと、渋谷ヒカリエが駅に直結。
渋谷ヒカリエのイベントは、8Fにあるd47 MUSEUMやリースギャラリー CUBE 1,2,3、イベントスペース COURTで行い、ほとんどが入場無料。
渋谷ストリーム
渋谷ヒカリエから首都高速3号渋谷線の下の歩道橋を渡ると、渋谷駅16b出口に直結して、2018年9月13日(木)にオープンした渋谷ストリームにたどり着く。
NHKスタジオパークから徒歩約16分。
渋谷ストリームのイベントは、渋谷川沿いの遊歩道や広場で開放的に行う。