2007年3月にオープンした東京ミッドタウン。
10周年を機にロゴをリニューアルし、2018年3月29日(木)に東京ミッドタウン日比谷がオープン。
緑にかこまれ落ち着いているからか、お店のラインアップなのか、六本木ヒルズより、ほんのすこし大人な空気が流れ、開催するイベントもすこし大人のデート向け。
イベントは、ガレリアB1のアトリウムや芝生広場で行い、21_21 DESIGN SIGHT・デザインハブ・サントリー美術館・フジフイルムスクエア、4つのアート施設で代わる代わる展覧会を開催する。
目次
東京ミッドタウンのイベント予定
1月のイベント
1月2日から1月中旬まで「東京ミッドタウンのお正月」を開催。
オリジナル枡で樽酒を振る舞い、獅子舞が館内をねり歩く。
1月上旬から中旬まで、東京ミッドタウン・デザインハブで「日本クラフト展」を開催。
一般公募の入選作品やJCDA会員作品など、さまざまな素材のクラフト作品を約600点展示する。
1月上旬から3月上旬まで、芝生広場に「ミッドタウンアイスリンク in ロッポンギ」がオープンする。
ミッドタウンアイスリンク in ロッポンギ
ミッドタウンアイスリンクは、東京ミッドタウンの芝生広場に毎年オープンするアイススケートリンク。
ふだんは緑の芝生が広がるのどかな芝生広場が、期間中は白銀の世界に早変わり。
休日はもちろん、平日のランチ休憩や仕事帰りに立ち寄れる。
17:00〜22:00の夜間は、イルミネーションを点灯。
幻想的な雰囲気につつまれ、非日常的なデートをできる。
東京都内のスケートリンクは、東京ミッドタウンのほか東京スカイツリーのイベントとして「東京スカイツリータウン アイススケーティングパーク」、赤坂サカスのイベントとして「ホワイトサカス」がオープンする。
- ミッドタウンアイスリンク in ロッポンギのイベント概要
- 時間:11:00-22:00(受付は21:00まで)
- 会場:東京ミッドタウン 芝生広場 特設リンク
3月のイベント
3月上旬頃、芝生広場で「和紙キャンドルガーデン TOHOKU」を開催。
多摩大学の学生たちによる手すきの和紙キャンドルをならべて、東北生活文化大学の学生がデザインしたキャンドールアートを展示する。
3月中旬から4月中旬まで「ミッドタウンブロッサム」を開催。
夜になると、ミッドタウン・ガーデンの桜並木を桜色にライトアップする。
ミッドタウンブロッサム
ミッドタウンブロッサムは、春を祝うをコンセプトにした東京ミッドタウンの春休みイベント。
ミッドタウン・ガーデンに面するさくら通り沿いの桜並木をライトアップし、ミッドタウン・ガーデンにシャンドン ブロッサム ラウンジ、ガレリアにスプリングフラワーディスプレイが登場する。
シャンドン ブロッサム ラウンジは、ザ・リッツ・カールトン東京が運営する屋外ラウンジ。
会場の中心に、巨大なシャンドンのボトルからシャンパンに見立てた花がそそがれるインスタレーションを展示。
桜並木の足元で、桜色のシャンドン ロゼを片手にお花見できる。
スプリングフラワーディスプレイは、フラワーアートアワード受賞者による作品。
春の華やかさと躍動感を併せ持ち、春の訪れをすぐそこに感じられる。
5月のイベント
5月下旬頃、街はアートの夢を見るをテーマに「六本木アートナイト」を開催する。
4月中旬から5月下旬まで「ミッドタウンオープンザパーク」を開催する。
ミッドタウンオープンザパーク
ミッドタウンオープンザパークは、東京ミッドタウンのゴールデンウィークイベント。
前半はミッドタウン・ガーデンの上空を約100名のデザイナーによる約100匹の「アートこいのぼり」が泳ぎ、後半はカラフルなピクニックシートがならぶ「ピクニックシート エキシビション」を開催。
初夏らしいさわやかなイベントを交代で行う。
ゴールデンウィーク真っ最中には、こいのぼりくぐりを設置。
巨大な友禅染めのこいのぼりのくちからしっぽまで、トンネルのようにくぐれる。
ピクニックシート エキシビションは、デザイナー約50名がデザインしたアートなピクニックシートをずらりと展示。
鑑賞するだけでなく、ピクニックシートに寝転んで、ピクニック気分を満喫できる。
芝生広場で行う恒例のミッドパークヨガで、アクティブにカラダを動かしてもいいし、こいのぼりやピクニックシートと、新緑をながめながらのんびり過ごすのも捨てがたい。
6月のイベント
6月中旬から8月上旬まで、東京ミッドタウン・デザインハブで「日本のグラフィックデザイン」を開催。
ポスターをはじめとするグラフィックデザイン約300点を実物や映像で展示する。
日本のグラフィックデザイン
日本のグラフィックデザインは、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)による年鑑「Graphic Design in Japan」の発行を記念して開催する展覧会。
年鑑に掲載されている作品の中から、約300点を展示する。
グラフィックデザインとひとことで言っても、ポスターをはじめ、新聞・雑誌広告や商品のパッケージ、映像、Webサイトまで多岐にわたる。
店頭で見かけたことがあるパッケージ、電車の中や街中で通りすがりに見た広告に、再び出会えるかもしれない。
ふだんは何気なく見ているデザインをまとめて見ると、急にアート鑑賞している気分になるから不思議。
- 日本のグラフィックデザインのイベント概要
- 時間:11:00-19:00
- 会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
- 入場料金:無料
8月のイベント
8月上旬頃「東京ミッドタウン・デザインハブ・キッズウィーク」を開催。
アーティストやデザイナーが子供向けのワークショップを行う。
7月中旬から8月下旬まで「ミッドタウン ラブズ サマー」を開催する。
ミッドタウン ラブズ サマー
ミッドタウン ラブズ サマーは、花火や足水など日本らしい涼を感じる夏の風物詩を、東京ミッドタウン各所で体感できる恒例の夏イベント。
花火は、光と霧のデジタルアート庭園。
芝生広場を枯山水をモチーフにした庭園に見立て、夜になると花火や砂紋をイメージしたデジタルアート演出を行い、縁側に腰かけながら、日本の夏の風流を感じられる。
足湯ならぬ足水は、ミッドタウン・ガーデンを流れる小川で実施。
日本古来の丸窓をイメージしたシェードが、川をトンネルのようにかこい、夜になるとシェードをぼんやりとライトアップする。
わざわざ遠くの田舎まで出かけなくても、東京都心で古き良き日本の夏に出会えそう。
- ミッドタウン ラブズ サマーのイベント概要
- 会場:東京ミッドタウン 各所
- 観覧料金:無料
9月のイベント
9月中旬から10月上旬まで「ミッドタウンリラックスパーク」を開催。
アナろぐをテーマに、ミッドタウン・ガーデンにオープンするミッドパーク ブックカフェで、読書しながらゆっくりとした時間を過ごせる。
9月上旬から下旬まで、東京ミッドタウン・デザインハブで「ゼミ展」を開催。
美大・芸大9校で実際に行っている課題や、学生たちの作品を展示する企画展。
10月のイベント
10月下旬頃、東京ミッドタウン・デザインハブで「私の選んだ一品 グッドデザイン賞審査委員セレクション」を開催。
90名以上の審査員が、ひとり一品厳選した受賞作品を展示する。
10月下旬から11月上旬まで、東京ミッドタウン・デザインハブで「グッドデザイン賞受賞展」を開催。
グッドデザイン賞を受賞した1,300点以上のデザインを、いち早く鑑賞できる。
10月中旬から11月上旬まで「東京ミッドタウン デザインタッチ」を開催する。
東京ミッドタウンデザインタッチ
デザインタッチは、毎年秋に東京ミッドタウンで行うイベント。
デザインを五感で楽しむをコンセプトに、各所でデザインにちなんだ展示や催しを同時開催。
館内やミッドタウン・ガーデンをねり歩くだけで、いくつも展覧会をめぐったような満足感を得られる。
2019年のテーマは、FUSION(融合)。
ミッドタウン・ガーデンがカラフルな「六本木カラー渓谷」に変身し、芝生広場にオーデマ ピゲによるパビリオン「時計以上の何か」が登場する。
期間中、例年「東京ミッドタウンアワード」の受賞作品展示と「グッドデザインエキシビション」を開催。
東京ミッドタウンアワードの受賞者やファイナリストの作品、今年グッドデザイン賞を受賞したデザインの数々を鑑賞でき、デザインをたらふく味わえる。
- 東京ミッドタウンデザインタッチのイベント概要
- 会場:東京ミッドタウン各所
- 観覧料金:無料
12月のイベント
11月中旬から12月25日まで「ミッドタウンクリスマス」を開催。
宇宙空間をイメージした恒例のメインイルミネーション「スターライトガーデン」が、芝生広場に出現する。
ミッドタウンクリスマス
ミッドタウンクリスマスは、ミッドタウン・ガーデンと芝生広場を中心に、表情の異なる多彩なクリスマスイルミネーションを点灯するイベント。
ミッドタウン・ガーデンのイルミネーションは3種類。
ベーシックでぬくもりを感じるゴールドの「ツリーイルミネーション」、シャンパングラスのようなカタチで今にもシュワシュワと音が出そうな「シャンパンイルミネーション」、真っ青なイルミネーションの「スターライトロード」。
ミッドタウン・ガーデンを抜けた先にある芝生広場には、メインイルミネーションの「スターライトガーデン」が待ち構える。
芝生広場いっぱいに青と白のライトを敷きつめて宇宙を表現し、一瞬目がくらみそうになるほど、無数の光で埋め尽くされる。
- ミッドタウンクリスマスのイベント概要
- 点灯時間:17:00-23:00
- 会場:東京ミッドタウン各所
- 住所:東京都港区赤坂9-7-1
- 観覧料金:無料
東京ミッドタウンの過去の代表的なイベント
2019年7月19日(金)~11月4日(月)まで、21_21 DESIGN SIGHTのギャラリー1・2で企画展「虫展 デザインのお手本」を開催。
佐藤卓さんがディレクターを担当し、虫の構造や生態をデザインの面から学べる。
2019年3月15日(金)~6月30日(日)まで、21_21 DESIGN SIGHTのギャラリー1・2で企画展「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」を開催。
浅葉克己さんがディレクションを担当し、ユーモアを感じるデザイナーやアーティストの作品を一堂に集めて展示した。
2018年2月23日(金)〜3月11日(日)まで、東京ミッドタウン・デザインハブで「地域×デザイン まちとまちをつなぐプロジェクト」を開催した。
2017年9月19日(火)〜10月4日(水)まで、芝生広場で「ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ」を開催。
建築家・磯崎新さんと、彫刻家・アニッシュ・カプーアさんによる約500人収容可能な移動式巨大コンサートホール「アーク・ノヴァ」を設置した。
2017年3月17日(金)~5月28日(日)まで、芝生広場に「江戸富士(EDO-FUJI)」が登場した。
2017年4月14日(金)~5月21日(日)まで東京ミッドタウン・デザインハブで「東京デザインテン」を開催。
タイトルのテンは、展覧会の展に加え、東京を象徴する10の点、10年後の東京、東京ミッドタウン・デザインハブの10周年、さまざまな意味が込められている。
2017年3月24日(金)~4月12日(水)までフジフイルムスクエアで、フジフイルム・フォトコレクション展「日本の写真史を飾った写真家の私の1枚」を開催。
101人の写真家の写真を、1人1枚ずつ展示した。
地域×デザイン まちとまちをつなぐプロジェクト(終了)
日本各地で行われている地域の特色を活かしたプロジェクトを、ひとつひとつ紹介した展示会。
今年で3回目の開催となり、2017年の「まちが魅えるプロジェクト」から、2018年は「まちとまちをつなぐプロジェクト」に変わる。
プロジェクトを見て知る前回から、つなぐという具体的なアクションにフェーズが移行した。
各プロジェクトでつくった実際の商品や、現地風景の写真・映像を展示し、その地域の知らなかった特長を再発見したり、自分も何かはじめたくなってくる。
- 地域×デザインのイベント概要
- 開催期間:2018-2-23(金)〜2018-3-11(日)
- 時間:11:00-19:00
- 会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
- 入場料金:無料
江戸富士(EDO-FUJI)(終了)
江戸富士(EDO-FUJI)は、2017年3〜5月まで、東京ミッドタウンの芝生広場に設置していた富士山をモチーフにしたインスタレーション。
アトレ恵比寿西館屋上のアトレ空中花園を手がけるプラントハンター・西畠清順さんが制作を担当した。
演出が前期と後期で変わり、3月17日(金)〜4月16日(日)の前期は、コレド室町のイベント フラワーズ バイ ネイキッドを手がけるネイキッドによるプロジェクションマッピング「aeru」、4月21日(金)〜5月28日(日)の後期は、六本木ヒルズのイベント 建築の日本展に作品を出展するライゾマティクスによる「3,776:the digital anatomy~富士山の解剖学~」を実施。
aeruは、江戸富士に後光が差したり、桜や紅葉など日本の四季の色が映り、日本がほこる世界文化遺産の富士山にふさわしい神々しい姿。
3,776:the digital anatomyは、江戸富士に縦長のモニターがいくつもつきささり、富士山に関連するデータを視覚化。墓標のように見えて、すこしさみしげ。
- 江戸富士(EDO-FUJI)のイベント概要
- 開催期間:2017-3-17(金)~2017-5-28(日)
- 会場:東京ミッドタウン 各所
- 観覧料金:無料
日本の写真史を飾った写真家の私の1枚(終了)
フジフイルムスクエアがコレクションしている101人の写真家の写真を、1人1枚ずつ、計101枚展示した写真展。
人物・動物・風景など、被写体も撮影した時代もちがう写真がならぶが、その写真家の最高傑作といえる1枚だけをキュレーションしていて、いいとこどりの写真鑑賞をできる。
モノクロ写真を中心に、恵比寿ガーデンプレイスのイベントとして、2017年7月25日(火)〜9月24日(日)まで東京都写真美術館で個展を開催した荒木経惟さん通称アラーキーや、篠山紀信さんなど、著名な写真家の作品を展示し、写真に詳しくなくても直感的に楽しめる。
- 日本の写真史を飾った写真家の私の1枚のイベント概要
- 開催期間:2017-3-24(金)~2017-4-12(水)
- 開館時間:11:00-19:00(入館は18:50まで)
- 会場:フジフイルムスクエア
- 入場料金:無料
東京ミッドタウンの4つのアート施設
東京ミッドタウンは、ショッピングエリアのガレリア、オフィスとホテルがあるミッドタウン・タワー、ミッドタウン・ウエストにミッドタウン・イーストなど、複数の建物が集まる複合施設。
建物たちをかこむように、ミッドタウン・ガーデンや芝生広場、檜町公園があり、都会的で洗練されていながら、緑が豊かでゆったりとした時間が流れている。
東京ミッドタウン内に4つあるアート施設をめぐったり、檜町公園を散歩したり、ガレリアでショッピングや食事をするのが、定番のデートコース。
映画館は東京ミッドタウンにはなく、六本木ヒルズにTOHOシネマズがある。
東京ミッドタウンの各所にある20のアートワークも見どころのひとつ。
清水敏男さんとジャン=ユベール・マルタンさん、2人のアートディレクターがアートワークをプロデュースし、2019年3月29日(金)に20点目となる作品「絵画からはなれて 磊(らい)」が新登場した。
晴れた日は、宝探し気分でアートワークを探し、東京ミッドタウンを隅々まで探検すると、今まで気づかなかった発見があるかもしれない。
21_21 DESIGN SIGHT
21_21 DESIGN SIGHTは、ファッションデザイナーの三宅一生さん、グラフィックデザイナーの佐藤卓さん、プロダクトデザイナーの深澤直人さん、3名のデザイナーが代わる代わるディレクターを担当し、1年に3回前後の企画展を開催するデザイン施設。
読み方は、トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト。
ちなみに松屋銀座7Fのデザインコレクションは、深澤直人さんが全体構想、佐藤卓さんが店内のグラフィック表記を担当。
ミッドタウン・ガーデンを歩いていると、ふと見えてくる折れ曲がった巨大な三角屋根の建物で、表参道ヒルズの設計を手がけた建築家・安藤忠雄さんが設計した。
館内はB1Fと1Fの2フロア。
B1Fにはギャラリーが2部屋、1Fにはエントランスとミュージアムショップがある。
外から見ると分からないが、地上に見えている部分より地下のほうが広く、吹き抜けから地下まで太陽の光が差し込む光景は、アート作品さながら。
併設しているミュージアムショップ 21_21 DESIGN SIGHT SHOPでは、開催中の展覧会にちなんだグッズや、過去の展覧会のアーカイブグッズを販売。
ショップだけの利用なら入場無料なので、展覧会に入るつもりがなくても気軽に訪れられる。
21_21 DESIGN SIGHTのとなりにある同じカタチの建物は、イタリアンを提供するカノビアーノカフェだったが、2016年12月31日(土)に閉店。
2017年3月31日(金)に、21_21 DESIGN SIGHTのギャラリー3としてオープンした。
- 21_21 DESIGN SIGHTの施設情報
- 営業時間:10:00-19:00(入館は18:30まで)
- 休館日:火曜日・年末年始・展示替え期間
- 住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
- 電話番号:03-3475-2121
- 入場チケット料金:一般 1,100円/大学生 800円/高校生 500円/中学生以下 無料
東京ミッドタウン・デザインハブ
東京ミッドタウン・デザインハブは、入場無料の企画展や特別展を中心に、ワークショップ・セミナーなども行うギャラリースペース。
日本デザイン振興会、日本グラフィックデザイナー協会、武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ、インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター、役割のちがう4機関が連携して運営している。
オフィスがあるミッドタウン・タワーの5Fにあるが、ガードマンがいるゲートを通って行くのではなく、ミッドタウン・タワーの正面入口を背にして、左奥のエレベーターに乗っていく。
ガレリアとミッドタウン・タワーは、館内で直結し、ガレリアからも行ける。
展示室は直線に長く、奥まで見渡せるので、展覧会の全体像を把握しやすい。
- 東京ミッドタウン・デザインハブの施設情報
- 営業時間:11:00-19:00
- 休館日:年末年始
- 住所:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F
- 電話番号:03-6743-3776
- 入場料金:展覧会によって異なる
サントリー美術館
サントリー美術館は、日本の古美術を中心に、国宝の浮線綾螺鈿蒔絵手箱(ふせんりょうらでんまきえてばこ)をはじめとする10点以上の重要文化財を含む、約3,000点のコレクションを所蔵する私立美術館。
1961年に丸の内のパレスビルに開館して、1975年に赤坂に移った後、2007年に東京ミッドタウンに移転。
2019年11月11日(月)〜2020年5月中旬まで、改修工事のため休館を予定している。
ミッドタウン・ガーデンから見える外観は、白い縦格子でかこわれ、ちょっとつめたい印象を受けるが、ガレリア3Fにある入口は、木の縦格子で和のぬくもりを感じる。
根津美術館や歌舞伎座などの設計を手がけた建築家・隈研吾さんが設計した。
館内には、展示室に加え、ミュージアムショップ・カフェ・茶室「玄鳥庵」が併設。
ミュージアムショップでは、開催中の展覧会の関連グッズや、所蔵品をモチーフにした雑貨、オリジナルマグカップを販売。
カフェは、石川県金沢市にある創業150年以上の老舗「加賀麩 不室屋」がプロデュースし、麩をつかった定食や、麩あんみつなどの甘味を提供する。
茶室の玄鳥庵では、展覧会期間中の木曜日に、お抹茶と季節の和菓子を提供する点茶席を開催。
入館料プラス1,000円で点茶席に参加できるので、営業スケジュールを確認して訪れたい。
- サントリー美術館の施設情報
- 開館時間:10:00-18:00(金曜・土曜は20:00まで開館、入場は閉館の30分前まで)
- 休館日:火曜日・年末年始・展示替え期間
- 住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F
- 電話番号:03-3479-8600
- 入館料金:展覧会によって異なる(中学生以下は無料)
フジフイルムスクエア
フジフイルムスクエアは、富士フイルムが運営する施設。
ミッドタウン・ウエストの1Fにあり、外苑東通り沿いに入口がある。
館内にあるのは、富士フイルムフォトサロン・写真歴史博物館・GALLERY X・タッチフジフイルム・フジフイルムヘルスケアショップ、5コーナー。
カメラのコレクションや、写真展が無料で鑑賞できるので、東京ミッドタウンに来るたびに立ち寄りたい。
写真ギャラリーの富士フイルムフォトサロンでは、スペース1・スペース2・ミニギャラリー、3つの展示スペースで次々に写真展を行い、1〜2週間ごとに展覧会が入れ替わる。
写真歴史博物館は、約100点のアンティークカメラや、歴代の富士フイルムのカメラ・フィルムを展示。
約2ヶ月周期で、貴重な古い写真をテーマに沿って展示する企画展を開催する。
ギャラリーXは、さまざまな写真家が、富士フイルムのXシリーズで撮影した写真を展示するギャラリー。
Xシリーズは、富士フイルムのデジタルカメラの上位機種で、展示している高画質プリントした写真たちは、透きとおるような精細さ。
タッチフジフイルムは、富士フイルムのXシリーズのカメラを実際に手にとって操作できるコーナー。
美しい写真たちをながめた後に訪れると、趣味で写真撮影をはじめたくなる。
- フジフイルムスクエアの施設情報
- 営業時間:10:00-19:00(入場は閉館の10分前まで)
- 休館日:年末年始
- 住所:東京都港区赤坂9-7-3 ミッドタウン・ウエスト1F
- 電話番号:03-6271-3350
- 入場料金:無料
檜町公園
檜町公園は、東京ミッドタウンの芝生広場とつながる公園。
公園内には、池を中心とした日本庭園と、遊具が点在する遊戯広場や芝生広場がある。
日本庭園は、毛利家のお屋敷の庭園跡地を利用して造園した。
池のほとりに、長い木のベンチがある和風の休憩スポット 東屋や、菖蒲園があり、池のまわりを散歩したり、池にかかる橋をわたって中の島に行ける。
東屋で滝の音を聞きながら、庭園の池をぼーっとながめていると、いつのまにか時間が過ぎてしまう。
都心にいることをしばし忘れて、リフレッシュできる都会のオアシス。
東屋の近くには藤棚があり、春には満開の藤を真下から見上げられる。
池の周辺にあじさいの花が咲くなど、四季折々の景色を楽しめる庭園。
芝生広場は、お昼どきになると、ピクニック気分でレジャーシートを広げる家族を見かける。
芝生広場につながる遊戯広場には、3種類の遊具を設置し、子供たちがおもいおもいの遊びをしている。
檜町公園は、50年以上前に開園した古くからの公園だが、東京ミッドタウンのオープンにあわせて遊具がリニューアル。
遊具としてだけでなく、東京ミッドタウンのアートワークも兼ねて、高須賀昌志さんの作品を設置。
遊具は、ジャングルジムのKAIJIN うみのかみさま、ブランコのFUJIN かぜのかみさま、すべり台のSANJIN やまのかみさま。
子供が遊べるだけでなく、大人がアート鑑賞でき、二役を果たす。
そのほか、水遊びできる噴水テラスや、3on3用のバスケットコートがあり、幅広い年齢の子供が遊べる公園。
- 檜町公園の施設情報
- 開園時間:24時間
- 住所:東京都港区赤坂9-7-9
- 電話番号:03-5413-7015
- 入場料金:無料
東京ミッドタウンの行き方・アクセス(新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため営業時間を変更している場合があります)
東京ミッドタウンと六本木駅は、大江戸線でも日比谷線でも地下通路から直結し、雨の日でもぬれずにたどり着ける。
ガレリアやプラザの地下にショップがならんでいるので、ショップをながめながら退屈せずに歩いて来られるのがうれしい。
- 東京ミッドタウンの基本情報
- 住所:東京都港区赤坂9-7-1
- 電話番号:03-3475-3100
- ショップ営業時間:11:00-21:00
- レストラン営業時間:11:00-24:00
- 公式ウェブサイト:東京ミッドタウン 公式サイト
- 最寄り駅からのアクセス:都営大江戸線/東京メトロ日比谷線「六本木駅」から直結
東京ミッドタウンの周辺スポット
東京ミッドタウン内にアート施設が4つあるほか、アートの街、六本木には、歩いて行けるアート施設が複数ある。
また、東京メトロ日比谷線で六本木駅から日比谷駅に一本で行けるので、東京ミッドタウンと東京ミッドタウン日比谷、2つの東京ミッドタウンをはしごするのもおもしろそう。
乃木神社
外苑東通りを乃木坂駅方面に5分ぐらい歩くと、乃木神社に隣接する旧乃木邸が右に見える。
乃木神社のイベントは、毎月1日・13日に月次祭、毎月第4日曜日に骨董市を開催する。
国立新美術館
乃木坂駅まで8分ぐらい歩くと、乃木坂駅の6出口に直結して、ガラスが波うつような壁が印象的な国立新美術館がある。
国立新美術館のイベントは、12の展示室と5つの野外展示場で代わる代わる開催する。
コンプレックス665
六本木通りを渡って、麻布警察署の裏のあたりまで歩くと、2016年10月21日(金)にオープンしたコンプレックス665がある。
東京ミッドタウンから徒歩7分ぐらい。
コンプレックス665は、小山登美夫ギャラリーとシュウゴアーツ、タカ・イシイギャラリー、3つのギャラリーが集まり、各ギャラリーで代わる代わる展覧会を行っている。
スヌーピーミュージアム(2018年9月24日閉館)
鳥居坂まで13分ぐらい歩くと、2016年4月にオープンしたスヌーピーミュージアムに行ける。
スヌーピーミュージアムの期間限定イベントは、2018年4月21日(土)〜9月24日(月)まで、ザ・ファイナル「ともだちは、みんな、ここにいる。」を開催し、最終日に閉館した。
六本木ヒルズ
六本木ヒルズまで徒歩15分ぐらいかかるが、地下通路で直結しているので、雨の日でもぬれずに行ける。
六本木ヒルズのデートスポットとして、展望台の東京シティビュー、映画館のTOHOシネマズ、展覧会を開催する森美術館・森アーツセンターギャラリー、日本庭園の毛利庭園がある。