丸の内・日比谷

KITTE丸の内のイベント予定と7フロアのガイド

KITTE丸の内の建物と時計

KITTE丸の内は、日本郵便が運営する商業施設。
切手ということばのひびきから、郵便を連想する。

2013年3月にオープンし、まだ10年も経っていないが、外観に旧東京中央郵便局の一部が残っているからか、どこかなつかしい昭和モダンを感じる建物。

イベントは、1FのアトリウムやB1Fの東京シティアイなど、イベントスペースで開催する。

KITTE丸の内のイベント予定

KITTE丸の内2Fにある学術文化総合ミュージアム インターメディアテクの入口インターメディアテクの入口

毎月1回、18:00〜19:00まで、2Fのインターメディアテクで「蓄音機音楽会 ジャズ大集成」を開催。
アナログレコードが奏でるジャズの名盤を無料で鑑賞できる。

毎月1回、18:30〜19:30まで、B1Fの東京シティアイで「キッテグランシェ落語会」を開催。
仕事帰りに無料で落語を観覧できる。

不定期にB1Fの東京シティアイで「カルチャートリップ」を開催。
プチお稽古気分で、にっぽんの魅力に触れられる。

1月のイベント

1月上旬頃「KITTEのお正月」を開催。
館内に獅子舞が登場し、KITTE各店のアイテムのこだわりから、KITTEのコンセプト「にっぽんらしさと、あたらしさを。」を体感できる。

3月のイベント

3月中旬頃、1Fのアトリウムで「春のメッセージフェスタ in THANKS KITTE」を開催。
ぽすくまと仲間たちとのグリーティングステージや、参加無料のワークショップを行い、手紙を送る楽しさや手紙を受け取るうれしさを体感できる。

4月のイベント

4月上旬頃、B1Fの東京シティアイで「コクヨハク」を開催する。

4月下旬から5月上旬まで、1Fのアトリウムで「東京インフィオラータ in KITTE」を開催。
約2万本のカーネーションをつかって、フラワーアートを制作する。

コクヨハク

KITTE丸の内B1Fの東京シティアイで開催したイベント「コクヨハク」の会場内コクヨハクの会場内

コクヨハクは、2012年から毎年KITTEで開催する、文房具で有名なコクヨの博覧会。

コクヨの最新文房具や、イベント限定でアレンジしたコクヨの定番商品を実際にさわって・試して・購入できる。

年によって異なるテーマを設け、見たことのないコクヨが楽しめるイベント。

コクヨハクのイベント概要
会場:KITTE丸の内 B1F 東京シティアイ
入場料金:無料

5月のイベント

5月上旬頃、1Fのアトリウムで「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」のエリアコンサートを上演する。

8月のイベント

タカラヅカ・スカイ・ステージ 開局15周年記念「15th Anniversary フェスタ in KITTE」の公演衣装展示コーナー15th Anniversary フェスタ in KITTEの公演衣装展示コーナー

8月上旬頃、1Fのアトリウムで宝塚歌劇団とのコラボイベントを開催。
宝塚歌劇団のOGや現役スターによるトークショーを行い、ランウェイのようなレッドカーペットの上に、歴代のトップスターが監修した豪華絢爛な公演衣装がずらりとならぶ。

7月下旬から8月中旬まで、2Fのインターメディアテクで「東大教室 夏」を開催。
東京大学総合研究博物館の教授や准教授らが講師をつとめる。

8月中旬から下旬まで、1Fのアトリウムで「はっきよいKITTE」を開催。
最終日に夏巡業 大相撲KITTE場所を開幕する。

はっきよいKITTE

KITTE 1Fのアトリウムで開催したイベント「はっきよいKITTE」の土俵はっきよいKITTEの土俵

はっきよいKITTEは、日本の国技「すもう」をテーマにしたイベント。
初日の土俵開きからはじまり、最終日の大相撲KITTE場所で締めくくる。

大相撲KITTE場所は、横綱の土俵入りや、現役の力士による取り組みを行い、間近で見学できる1Fと2Fは抽選による観覧券が必要。
いい席で観戦するのは苦労するが、本番さながらのカラダのぶつかりあいを肌で感じられるチャンス。

はっきよいKITTEの大すもう展に展示していた化粧まわし大すもう展に展示していた化粧まわし

両国国技館さながらの本物の土俵を設置するアトリウムでは、大すもう展を開催。

土俵入りのときに関取が腰に巻く化粧まわしや、おすもうさんの1回の食事量の模型展示など、遊びながらすもうを学べる。

はっきよいKITTEの大すもう展に展示していたおすもうさんの1回の食事の量大すもう展に展示していたおすもうさんの1回の食事の量

1回分の食事として塔のようにそびえたつごはんやそばを見ると、あらためておすもうさんのカラダを維持する大変さが伝わってくる。

はっきよいKITTEのイベント概要
会場:KITTE丸の内 1F アトリウム
入場料金:無料

9月のイベント

9月中旬頃、1Fのアトリウムで「秋のメッセージフェスタ in THANKS KITTE」を開催する。

10月のイベント

10月下旬頃、B1Fの東京シティアイ パフォーマンスゾーンで「わたしのマチオモイ帖」を開催。
日本各地のクリエイターらが、ふるさとや育った町を映像・小冊子で紹介する。

11月のイベント

KITTE B1Fの東京シティアイに期間限定でオープンした千葉県のアンテナショップ「ちば I・CHI・BA」の会場入口「ちば I・CHI・BA」の会場入口

11月中旬から12月中旬まで、B1Fの東京シティアイに千葉県のアンテナショップ「ちば I・CHI・BA」がオープン。
期間中、出展する市町村が代わる代わる入れ替わり、落花生をはじめ、千葉県の魅力をまるごと堪能できる。

11月下旬から12月25日まで「WHITE KITTE」を開催。
1Fのアトリウムにホワイトツリーが登場する。

WHITE KITTE

KITTE丸の内1Fのアトリウムに設置していたKITTE ホワイトツリー1Fのアトリウムに設置していたKITTE ホワイトツリー

WHITE KITTEは、KITTE丸の内恒例のクリスマスイベント。

1Fのアトリウムに、雪が降り積もったかのように真っ白で、高さ10メートル以上あるクリスマスツリー「KITTE ホワイトツリー」を設置する。

3Fまで届きそうな巨大さにおどろいた後、ホンモノのもみの木をつかっていることに二度おどろく。

KITTE丸の内1Fのアトリウムに設置していたKITTE ホワイトツリーのライトアップ演出KITTE ホワイトツリーのライトアップ演出

一定時間ごとにライトアップと音楽の演出を行い、東京にいながらスキー場のナイターに来ているかのように幻想的。

WHITE KITTEのイベント概要
会場:KITTE丸の内 1F アトリウム
料金:観覧無料

KITTE丸の内の過去の代表的なイベント

2018年8月19日(日)〜21日(火)まで、B1Fの東京シティアイで「マスキングテープジャンボリー」を開催。
圧倒的な種類のマスキングテープが集結する、マスキングテープメーカー6社によるマスキングテープの祭典。

2017年9月29日(金)~10月9日(月)まで、1Fのアトリウムで「香港ミニチュア展」を開催。
香港の街並みを再現したミニチュアを展示した。

KITTE丸の内4Fのマルノウチリーディングスタイルに期間限定でオープンしていた3月のライオンカフェの入口3月のライオンカフェの入口

2017年2月11日(土)〜4月9日(日)まで、4Fのマルノウチリーディングスタイルに「3月のライオンカフェ」が期間限定オープン。
ひなたの超おいしいものカレーや、ちほちゃんの生姜シロップ風味レモンスカッシュなど、3月のライオンのストーリーやキャラクターにちなんだコラボメニューを10種類提供した。

2017年3月3日(金)〜12日(日)まで、1Fのアトリウムで「恐竜王国 in KITTE」を開催。
恐竜の全身骨格や模型を展示した。

2017年1月17日(火)〜19日(木)まで、B1Fの東京シティアイで「ゴールデンカムイとアイヌ文化展」を開催。
アイヌ民具やゴールデンカムイのデジタル原画を展示した。

香港ミニチュア展(終了)

KITTE丸の内1Fのアトリウムで開催したイベント「香港ミニチュア展」の展示作品香港ミニチュア展の展示作品

香港ミニチュア展は、香港で活動する17名のミニチュアアーティストが制作した48点のミニチュア作品が、一堂に会する展覧会。

かつて2014年10月13日(月)~23日(木)に、池袋サンシャインシティのイベントとして開催し、日本での開催は2回目。

香港ミニチュア展に展示していたミニチュア作品で再現した香港の街なみミニチュア作品で再現した香港の街なみ

展示作品は、香港の街並みや香港で暮らす人々の生活を、ホンモノそっくりに再現。
食い入るようにながめていると、香港旅行さながらに、ミニチュアの世界に入り込める。

香港ミニチュア展のイベント概要
開催期間:2017-9-29(金)~2017-10-9(月)
会場:KITTE丸の内 1F アトリウム
鑑賞料金:無料

恐竜王国 in KITTE(終了)

KITTE丸の内1Fのアトリウムで開催したイベント「恐竜王国 in KITTE」の会場内恐竜王国 in KITTEの会場内

恐竜王国は、福井県の主催で開催した恐竜をテーマにしたイベント。

KITTE1Fのアトリウムに、福井県立恐竜博物館が所蔵する恐竜の全身骨格が2つ、恐竜の模型を1つ展示した。
大人の背たけをゆうに超える恐竜の迫力に圧倒され、博物館に来ているかのよう。

恐竜の骨格・模型に加え、白衣を身にまとう博士のような恐竜のとなりに座れる「恐竜ベンチ」がひっそりと置かれたり、アンテナショップふくい南青山291の協力で福井県の地酒や名産品を販売し、展示の鑑賞と物産展を同時に楽しめる。

恐竜王国 in KITTEのDINO-A-LIVE「フクイラプトル」お披露目公演DINO-A-LIVE「フクイラプトル」お披露目公演

最終日の13:00・15:00・17:00の3回、フクイラプトルという福井県で発掘した恐竜の模型があばれまわるショー「DINO-A-LIVE」を開催。
観客席までおそいかかる恐竜は、泣き叫ぶ子供がいるぐらい衝撃的なパフォーマンス。

ディノアライブは日本各地で開催していて、渋谷ヒカリエのイベントとして、恐竜ライブ・ディノサファリを2018年4月26日(木)〜5月5日(土)まで開催した。

恐竜王国 in KITTEのイベント概要
開催期間:2017-3-3(金)〜2017-3-12(日)
時間:11:00-18:00
会場:KITTE丸の内 1F アトリウム
入場料金:無料

ゴールデンカムイとアイヌ文化展(終了)

KITTE丸の内B1Fの東京シティアイで開催したゴールデンカムイとアイヌ文化展に展示していたアイヌ民族の服とゴールデンカムイのパネルアイヌ民族の服とゴールデンカムイのパネル

ゴールデンカムイとアイヌ文化展は、野田サトルさんのマンガ「ゴールデンカムイ」と、北海道や樺太に住んでいた「アイヌ民族」の展覧会。

展示したのは、ゴールデンカムイのデジタル原画や、実物のアイヌの民具など。

KITTE丸の内B1Fの東京シティアイで開催したゴールデンカムイとアイヌ文化展の会場内ゴールデンカムイとアイヌ文化展の会場内

マンガのワンシーンと、そのシーンに登場する民具をセットで展示し、どんなときにつかう道具か分かりやすい。

マンガのファンは、より深くゴールデンカムイを楽しむための知識を得られて、マンガを知らなくてもアイヌ民具をマンガの解説付きで鑑賞できる。

展示鑑賞後は、ゴールデンカムイのコミックスが1〜9巻まで置いてある立ち読みコーナーで、新たに得たアイヌの知識を活かしてマンガ鑑賞にふけりたい。

ゴールデンカムイとアイヌ文化展のイベント概要
開催期間:2017-1-17(火)〜2017-1-19(木)
時間:9:00-20:00(初日は12:00から、最終日は19:00まで)
会場:KITTE丸の内 B1F 東京シティアイ パフォーマンスゾーン
入場料金:無料

KITTE丸の内のフロアガイド

KITTE丸の内の館内通路KITTE丸の内の館内通路

KITTE丸の内は、B1Fから6Fまで、7フロアそれぞれが異なるコンセプト。

1〜5Fは巨大な三角形の吹き抜けになっていて、ガラス天井からやわらかい自然光が差し込み、屋内にいながら開放的な気分でショッピングできる。

内装デザインは、東京ミッドタウンのサントリー美術館や、根津美術館を設計した隈研吾さんが担当した。

キッテグランシェ 全国ご当地銘品フロア B1F

KITTE丸の内B1Fにあるキッテグランシェのフロアマップキッテグランシェのフロアマップ

キッテグランシェには、伝統の味や地元で愛されるグルメなど、日本全国から厳選した30店舗前後が集まり、お惣菜やお弁当をテイクアウトしたり、スイーツをお土産に買える。

2018年10月1日(月)には、フロア内に成城石井 キッテグランシェ店がオープンした。

イートインできる飲食店やカフェもある、KITTEの台所。

美噌元 キッテグランシェ店

KITTE丸の内B1Fにある美噌元 キッテグランシェ店美噌元 キッテグランシェ店の店頭

美噌元は、キッテグランシェ内にある味噌汁専門店。

最中に味噌や具が入っていて、お湯をそそぐだけでおいしい味噌汁がつくれる「美噌汁最中」は、内祝いやギフトに適している。
最中に顔の絵が書いてあり、味噌汁に浮かべると、ほっとするかわいさ。

イートインスペースがあるので、贈りものとして買う前に味を確かめられる。

美噌元 キッテグランシェ店の店舗情報
営業時間:10:00-21:00(日曜・祝日は20:00まで)
電話番号:03-6256-0831
イートイン座席数:16席

つなぐ、つながるフロア 1F

1Fは、カフェや雑貨のお店、フラワーショップなど、バラエティ豊かな顔ぶれのフロア。

カフェは、東京駅周辺で待ち合わせするときにちょうどいい。

KITTE丸の内1Fアトリウムで上映しているチームラボのデジタルアート作品「Time-blossoming Flowers/時に咲く花」チームラボのデジタルアート作品「Time-blossoming Flowers/時に咲く花」

1Fと2Fの間に設置している大型スクリーンには、チームラボのデジタルアート作品「Time-blossoming Flowers/時に咲く花」を通年上映。
季節によって映像の花が変わり、四季の変化を感じられるエントランスフロア。

チームラボは、渋谷ヒカリエのイベントとして開催した「チームラボジャングルと学ぶ!未来の遊園地」を手がけるウルトラテクノロジスト集団。

プラスエス スパイラルマーケット

KITTE丸の内1Fにあるプラスエス スパイラルマーケットの店先プラスエス スパイラルマーケットの店先

プラスエス スパイラルマーケットは、青山スパイラルにあるスパイラルマーケットが手がけるセレクトショップ。
スタンダードがテーマで、永く使い続けられる上質な雑貨を販売する。

KITTE丸の内の正面入口から館内に入ると、すぐ左にあるので、まずはプラスエス スパイラルマーケットのウィンドウショッピングからはじめたい。

プラスエス スパイラルマーケットの店舗情報
営業時間:10:00-21:00(日曜・祝日は20:00まで)
電話番号:03-6273-4606

大人の女性のリアルクローズフロア 2F

2Fは、ビジネスからカジュアル、ジェラートピケなどのルームウエアまで、レデースファッションのショップが約10店舗集まるフロア。

ショップに加え、ミュージアム インターメディアテクの入口もある。

2018年3月20日(火)に愛媛県のタオル専門店「伊織」と、愛媛県のアンテナショップ「シン・エヒメ」の複合店が2Fにオープン。
愛媛県の水道の蛇口からは、みかんジュースが出るという都市伝説を再現した「みかん蛇口」を店内に設置する。

学術文化総合ミュージアム インターメディアテク

インターメディアテクは、日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が協働で運営する博物館。

かつて郵便集配の業務を行っていた2〜3Fの2フロアをミュージアムに改装し、昭和初期にタイムスリップしたかのようにクラシックな内装。

館内には巨大なクジラやワニ、キリンの骨格をはじめ、小さな昆虫の標本にいたるまで、大小さまざまな動物の骨格・剥製・標本を展示する。
生きていたときの姿そのままが目に浮かぶ骨格たちは、まるで彫刻作品のよう。

動物に加え、鉱物や植物のコレクションを展示。
鉱物コレクションは、どれもキラキラときれいで、こぶし大の巨大なダイヤモンドのレプリカは、レプリカと分かっていても惹きつけられる。

併設する3Fのミュージアムショップ「IMTブティック」では、東京大学の研究で誕生した不思議な商品や、東大グッズを販売。

見ごたえ十分なのに、おどろくことに入場無料。
ただし、館内は撮影禁止なので注意したい。

インターメディアテクの施設概要
開館時間:11:00-18:00(金曜・土曜は20:00まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日の火曜)・年末年始
電話番号:03-5777-8600
入館料金:無料

日本の美意識フロア 3F

3Fは、メガネや腕時計、靴下にスニーカーなど、日本製のこだわりファッション雑貨のショップが約10店舗ならぶフロア。

KITTE丸の内3Fにあるハンカチ専門店 H TOKYOの店内ハンカチ専門店 H TOKYOの店内

3Fにあるハンカチ専門店「H TOKYO」では、ハンカチに加えてメンズトランクス「トーキョートランクス」を販売する。

GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA

KITTE 3FにあるGOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARAの入口GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARAの入口

グッドデザインストアは、グッドデザイン賞を受賞した商品だけをあつかう日本で初めてのお店。
2017年4月28日(金)にオープンした。

ショップのプロデュースは、国立新美術館のミュージアムショップ スーベニアフロムトーキョーのディレクションをサポートする山田遊さんが担当。

インテリアや雑貨、ステーショナリーにおもちゃまで、各ジャンルのグッドデザイン賞受賞作品を販売する。

KITTE 3FにあるGOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARAの店内GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARAの店内

背のない棚に商品がならんでいるので、視界が棚でさえぎられず、グッドデザインな商品たちを展覧会を鑑賞するかのように見渡せる。

GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARAの店舗情報
営業時間:11:00-21:00(日曜・祝日は20:00まで)
電話番号:03-5220-1007

古と新しい感性の融合フロア 4F

4Fは、日本の伝統工芸やモノづくりの技術に、新しさやおしゃれをミックスした雑貨・ステーショナリーを販売するショップが、10店舗前後集まるフロア。

フロアの奥に、ひっそりと旧郵便局長室がある。

THE SHOP

KITTE丸の内4FにあるTHE SHOPの店内THE SHOPの店内

THE SHOPは、Tシャツやタオル、茶わんにコップ、メモ帳、折りたたみ傘、漂白剤まで、さまざまなカテゴリーの「THE」と呼べる定番だけを集めたセレクトショップ。

「THE」というだけあって、商品はあまり入れ替わらないが、このカテゴリーの「THE」は何だろうと、隅々までお店をのぞきたくなる。

代官山蔦屋書店のイベントとして「THE BOOK EXHIBITION」を行い「THE」と呼べる定番の本を展示したなど、他の商業施設とコラボすることがある。

THE SHOPの店舗情報
営業時間:11:00-21:00(日曜・祝日は20:00まで)
電話番号:03-3217-2008

中川政七商店 東京本店

KITTE丸の内4Fにある中川政七商店 東京本店の入口中川政七商店 東京本店の入口

中川政七商店は、1716年に創業した老舗雑貨店。
東京都内に15店舗以上の関連ショップがあり、KITTE丸の内にあるのは東京本店。
読み方は、なかがわまさしちしょうてん。

創業期から手づみ・手織りの麻織物をあつかい、花ふきんやハンカチなど、数多くの麻製品がならぶ。

伝統工芸の技術でつくられた、おしゃれな生活道具や雑貨を販売しているので、いろんな用途のギフトをさがしやすい。

店舗入口にある中川政七商店と海洋堂のコラボガチャガチャ「日本全国まめ郷土玩具蒐集シリーズ」は、まわしたい衝動にかられる。

日本全国まめ郷土玩具蒐集シリーズは、目黒雅叙園のイベント 百段雛まつりの郷土玩具ルームに、ひな壇のようにずらりと展示し、話題を集めた。

中川政七商店 東京本店の店舗情報
営業時間:11:00-21:00(日曜・祝日は20:00まで)
電話番号:03-3217-2010

マルノウチリーディングスタイル

KITTE丸の内4Fにあるマルノウチリーディングスタイルマルノウチリーディングスタイルの入口

マルノウチリーディングスタイルは、本・ステーショナリー・雑貨を販売するショップスペースと、カフェスペースが一体になったブックカフェ。
購入前の本を、カフェでコーヒー片手に試し読みできる。

リーディングスタイル=本を読むスタイルという名前のとおり、お気に入りの雑貨にかこまれながら本を読むシーン、コーヒーやお酒を飲みながら本を読むシーンなど、本と関わるカタチがお店のテーマ。

マルノウチリーディングスタイルの店内マルノウチリーディングスタイルの店内

書籍やマンガに加え、自家製サングリアキットなど飲食料品や、おもちゃまで販売していてユニーク。

マルノウチリーディングスタイルの店舗情報
営業時間:11:00-21:00(日曜・祝日は20:00まで)
電話番号:03-6256-0830

旧郵便局長室

KITTE丸の内4Fにある旧郵便局長室旧郵便局長室から見える東京駅

旧郵便局長室は、かつて東京中央郵便局の局長室だった部屋。
現在は展望スペースになっている。

1931年に建てられた当時の内装を復元し、木造の床と壁や、黒い窓枠から風格と重厚さを感じる。

窓の外には同じようにレトロな東京駅の駅舎が見え、窓枠ごしに見る東京駅は絵画のよう。

旧郵便局長室内のイーゼルにかざられている写真旧郵便局長室内のイーゼルにかざられているモノクロ写真

室内に置かれたイーゼルには、昔のモノクロ写真がかざられ、ショッピングの合間にちょっとしたタイムスリップをしに来られる。

わが街のぬくもりフロア 5F

5〜6Fはレストラン街で、5Fにはカジュアルにふだんづかいできる10店舗が集合。

5FにはKITTE丸の内で唯一の喫煙所があり、食後の一服ができる。

回転寿司 根室花まる KITTE丸の内店

KITTE丸の内5Fにある回転寿司 根室花まる KITTE丸の内店回転寿司 根室花まる KITTE丸の内店

根室花まるは、北海道の札幌市周辺を中心に展開している回転寿司。
回転寿司とは思えないおいしさで、夕方になると行列ができる。

フロアの中心で複数の板前さんがお寿司を握り、周りをかこむように座席がならぶ。
活気あふれるショーのような調理風景を間近で見られるのも醍醐味のひとつ。

東京にはKITTE丸の内と東急プラザ銀座に店舗がある。

回転寿司 根室花まる KITTE丸の内店の店舗情報
営業時間:11:00-23:00(日曜・祝日は22:00まで)
電話番号:03-6269-9026
座席数:67席

日本のおもてなしフロア 6F

KITTE丸の内6FのフロアKITTE丸の内6Fのフロア

6Fは、接待・会食・記念日につかえるちょっと高級な飲食店が、5店舗集まるフロア。

KITTEガーデンが併設され、食後に東京駅を見下ろしながら散歩したり休憩できる。

屋上庭園 KITTEガーデン

KITTE丸の内の屋上庭園 KITTEガーデンの芝生と東京駅屋上庭園 KITTEガーデンの芝生と東京駅

KITTEガーデンは、吹き抜けの三角形のガラス天井をかこむようにウッドデッキが敷かれ、芝生広場が広がる屋上庭園。

屋上庭園 KITTEガーデンにあるベンチKITTEガーデンにあるベンチ

庭園全体が大きな三角形のカタチになっていることに加え、芝生や花だんなど、ところどころに三角のモチーフをつかい、切手のはじの部分のようなデザインのベンチを設置している。

屋上によくある喫煙所はないので、注意したい。

屋上庭園 KITTEガーデンにある花だんKITTEガーデンにある花だん

入口付近にある巨大な花だんは、皇居の方向に向かって見渡すかぎり花畑が続き、壮観なながめ。

東京駅のライトアップ東京駅のライトアップ

6Fという絶妙な高さは、東京駅をななめ上から見下ろせて、東京駅に入ってくる新幹線や在来線を同時に観覧できる。

屋上にしては夜遅く、23:00(日曜・祝日は22:00)まで入園でき、ディナーの後に丸の内の夜景や東京駅のライトアップをながめられるデートスポット。

その美しいながめから、2018年度の日本夜景遺産に登録された。

屋上庭園 KITTEガーデンの施設概要
開放時間: 11:00-23:00(日曜・祝日は22:00まで)

KITTE丸の内の行き方・アクセス(新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため営業時間を変更している場合があります)

KITTE丸の内の地下入口に向かう通路KITTE丸の内の地下入口に向かう通路

東京駅は出口が多くて何口から出ればいいか迷ってしまうが、丸の内南口を出て、正面にある横断歩道をわたるとKITTE丸の内に着く。

また、東京駅の丸の内地下南口とKITTE丸の内のB1Fが直結し、雨の日でもぬれずにたどり着ける。

KITTE丸の内の基本情報
住所:東京都千代田区丸の内2-7-2
電話番号:03-3216-2811
営業時間:ショップ 11:00-21:00(日曜・祝日は20:00まで)/レストラン・カフェ 11:00-23:00(日曜・祝日は22:00まで)/キッテグランシェ 10:00-21:00(日曜・祝日は20:00まで)
公式ウェブサイト:KITTE 公式サイト
最寄り駅からのアクセス:JR東京駅の丸の内南口から徒歩約1分/丸ノ内線東京駅から地下通路で直結/千代田線二重橋前駅から徒歩約2分/三田線大手町駅から徒歩約4分

KITTE丸の内の周辺スポット

KITTE丸の内の周辺には、丸ビル・新丸ビル・ブリックスクエアなどの商業施設や、三菱一号館美術館・東京ステーションギャラリーなどのアート施設があり、丸の内の観光スポットをはしごしやすい。

東京駅を八重洲口方面に抜けると、日本橋まで行ける。

東京駅

東京駅丸の内南口の駅舎東京駅の駅舎

歩いてすぐの東京駅のイベントは、丸の内北口の東京ステーションギャラリーや、東京駅一番街で開催する。

赤レンガの駅舎や、待ち合わせ場所として有名な「銀の鈴」「動輪の広場」など、イベントを開催していなくても見どころがたくさん。

丸ビル・新丸ビル

東京駅の丸の内中央口から見た丸ビルと新丸ビルの建物丸ビルと新丸ビルの建物

東京駅丸の内中央口の正面にある行幸通りをはさんで、丸ビルと新丸ビルがそびえ建つ。

丸ビル・新丸ビルのイベントは、丸ビル1Fのマルキューブや、新丸ビル3Fのアトリウムで開催し、丸ビル・新丸ビルが面する丸の内仲通りで、毎年冬に「丸の内イルミネーション」を点灯する。

三菱一号館美術館

東京国際フォーラム西交差点から見た三菱一号館美術館三菱一号館美術館の建物

徒歩5分ぐらいのところに三菱一号館美術館がある。

併設しているカフェ1894とストア1894は、展覧会に入場しなくても自由に利用でき、お茶したりプチギフトをさがしに行ける。

東京ミッドタウン日比谷

日比谷公園から見た東京ミッドタウン日比谷の建物東京ミッドタウン日比谷の建物

皇居沿いを日比谷公園に向かってKITTEから約13分歩くと、2018年3月29日(木)にオープンした東京ミッドタウン日比谷が左に見える。

東京ミッドタウン日比谷のイベントは、宮崎あおいさんのTVCMでおなじみの日比谷ステップ広場で開催する。

日本橋高島屋

日本橋二丁目交差点から見た日本橋高島屋日本橋高島屋の建物

東京駅を八重洲北口から出て、5分ほど歩くと、百貨店で初めて重要文化財に選定された老舗百貨店「日本橋高島屋」が見えてくる。
KITTE丸の内から歩いて16分ぐらい。

日本橋高島屋の催事・イベントは、本館8Fの催事場で行い、本館1Fの正面ホールの展示は、イベントと連動して変わることがある。

日本橋三越

中央通りの向かいから見た日本橋三越本館日本橋三越本館の建物

東京駅を日本橋口から出て、日本橋を渡ると、徒歩18分ぐらいで日本橋三越に行ける。

日本橋三越の催事は、天女像がそびえる中央ホールや本館・新館7Fの催事場で行う。

コレド室町

中央通りの向かいから見たコレド室町1コレド室町1の建物

日本橋三越の中央通りをはさんで向かいにコレド室町がある。
コレド室町は1から3まで、3つの建物がとなりあい、2016年9月にオープンした「福徳の森」が隣接する。

コレド室町のイベントとして、初春にフラワーズ バイ ネイキッド、初夏にアートアクアリウムを開催する。